皆さん、お疲れ様でした。
以上を持って、送られてきた全ての作品の評価が終了いたしましたことをご報告致します。
初心者から熟練者まで幅広くご参加して頂き、まことにありがとうございました。
私も自主企画を主催するのは初めてだったので、至らない部分などもあったかと存じますが、皆様からは『丁寧な批評をありがとうございます』という好意的な意見ばかり貰えて、個人的には安心しています。
普段読まないタイプの特殊な形式の作品もあり、新鮮な体験をさせてもらいました。
今回、第三話まで読んで評価する形式にしたのは、単純に私が全ての作品を最後まで読むのは不可能だと判断したというのもありますが、漫画にしろアニメにしろ、商業誌において読者や視聴者が見続けるかを決める一種の足切りラインとして機能しやすいからです。
特にカクヨムのように無料で幾らでも好きな小説を見れるとなると、興味の持続の問題から第三話までで物語の魅力を伝え切るのは必須だと思っています。
というより、そこで切られてせっかく考えた物語のアイディア、キャラの設定、世界観を最後まで読んで貰えない可能性があるのは勿体ない!
アイディアは、有限なんですよ。
しかしWEB小説は間違っていても何度でも書き直せます。
というか、何気にここが一番メリットです。
読者の評価が直接貰えて、尚且つ書き直せる。
これほど物書きにとって素晴らしい環境がある! ということを、私はこの企画を建てて初めて知りました……。
いや、真面目にカクヨムの脱初心者は自主企画を建ててみることかもしれません。
閑話休題。
さて、今回評価企画をさせていただいたのは、主に自分の書き手としての実力を確かめるためでした。
しかし今回の反省点として、批評を書く場所は参加者個人に対して一つの近況ノートを作るべきだったな〜と考えております。
というのも、個別で作っておかないとやり取りがスムーズにできないんですよね。
実は今回も返信返しをしたい箇所がいくつもありましたが、それをするとコメントが混乱する可能性があったために控えていました。
けど本当はもっと皆さんとコミニュケーションを取りたかったですし、私が的外れな評価をしていないか? といった部分や作品についてのお話ももっと聞きたかったのです。
私は、作者がどうやってその作品を作ったかと、どうしてそう書いたのかという部分に興味があります。
次回また批評会を開催する機会があれば、今度はその部分にフォーカスできるような企画にしたいと考えていますのでよろしくお願いします。
それでは、これにて独学で脚本術を勉強した人が小説を評価する会を閉幕致します。
本当にお疲れ様でした。