小説家になろう、カクヨムで細々活動中。 おかげさまで本を出版したり、マンガになったりしています 書籍化作品 「農閑期の英雄」 コミカライズ作品 「俺は何度でもお前を追放する」
どうも作者のイコです。 現在、《あくまで怠惰な悪役貴族》発売中。 《道にスライムが捨てられていたので連れて帰りました》書籍化準備中です。 ライトノベル作家として、2023年11月10日にデビューしました。 どうぞよろしくお願いします。
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
書き始めたばかりの初心者です。
マイペースに書いてます。 よろしくお願いします。 Twitterもやってるのでよかったら。
分かりやすい文章&面白い展開を重視しつつも早く執筆する事を心がけております。 キャッチコピーの色分けについて 優先順位が高い順に次のように色分けをしています ①黒=ダークファンタジー ②ピンク=ラブコメ・恋愛・エチエチ展開強め ③黄色=ざまあ有り ④青=ざまあ無しか少な目