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神は死に、されど我が心臓は止まらず


せんしゅうを 
  すぎてかえらぬ 
       きさらぎに 

  なにをおもうか やまにまうはな


千秋を
過ぎて還らぬ
如月に

何を想うか
山に舞う花



かんばんも 
  あるじもきえし 
       みせのなを

 むねのそこには きざみわすれじ 



看板も
主も消えし
店の名を

胸の底には
刻み忘れじ




かんなづき
  あきさりふゆの
       きさらぎに

  かえりきたるを ねがいていのる


神無月
秋去り冬の
如月に

還り来たるを
願いて祈る

1件のコメント

  • 〉椿雅さん

    コメントありがとうございます♪
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