東京新宿の老舗百貨店のショーウインドで早春の深夜、三体のマネキンが口を開き始めます。マネキンや人間世界を話題にします。若いマネキンは人間になりたいと願います。
現代ファンタジーです。ちょっと社会風刺とコミカルな会話を盛り込みました。
これまでの短編は限度の1万字いっぱいで書きましたが、今回は6300字程度で短いです。でも、イマジネーションの世界は広がっています。今月末のコンテスト締め切りまでに10作、う~ん、どうかなあ。
(写真は中米マヤ文明の絵文字を創作デザインした私の作品です。意味はチョコレートの原料カカオを表しています)