3月中に更新できませんでした! お詫びに適当な雑文です。
■鑠波
掌編の方でろくな説明もなしに使った造語です。SF好きの方なら察しがつくとは思いますが、いわゆるケスラー・シンドロームのことです。個人的になんとなく漢語を当てたいSF用語の一つだったので、短く言えるような言葉に押し込めたいと思っていました。デブリだから何かの破片だし「礫」でいいかな……いやでもデブリだと金属っぽいから金偏にしてしまえ! という流れで鑠波という単語になりました。読みは「しゃくは」ですが、ついつい「れきは」と読んでしまいそうになります。紹介文欄ではルビが入れられないのですっぴんです。本編に出すときはルビも付けます。
■口頭試問
星間航海士の試験科目にある口頭試問、実はモデルがあります。海事代理士という資格があって、その二次試験が回答時間の猶予のない口頭試問形式なんです。以前、設定作りに役立つかと思って受けたので、その時の経験を換骨奪胎しています。知ってるはずの事でもちゃんと練習しないと本当に答えられないんですよ、緊張しますしね……。一応合格しましたがこの資格で商売をするわけでもないので、こうして元を取るべくネタにしているのです。
■6級
日本の船舶職員の資格は海技士といいます。これが6〜1級まであるんですね(航海・機関に限る。通信は3級、電子通信は4級から)。星間航海士が6級からなのも海技士制度からの引用です。
■マカロニグラタン
銀河鉄道999のアニメの最後の方で「マカロニグラタンの崩壊」というタイトルのエピソードがあります。話の内容とは無関係ですが、88教導でセイラが乗り組んだ船の名はそこが由来です。999は個人的に好きなエピソードが多々あって、その中でも「永久戦斗実験室」は印象が濃いめです。
好きと言いつつ最後に見たのがかなり前で忘れてる部分も多いはずなので、今年は全話見返そうかなとひそかに思っています。