だいぶ忙しくて近況ノートを書くのが遅れてしまいましたが、短編を二つ出しました。
二つとも600字ほどという短さなので、読みやすいと思います。
さて、解説というほどでもないですが、短編について少し。
まず、地鏡の散歩道について。
タイトルと本文を見てもらえれば、ある程度内容は分かるのではないでしょうか。
考察してくださった方、ありがとうございます。
ですがこのお話は、考察だけが目的ではありません。
なんとなく、もの足りない気はしませんか？
親についての描写もなければ、散歩に至った経緯もない。
このお話のテーマは、そうぞう。
想像であり、創造である。
読者が、この物語の前後をそうぞうする。
それだけで、たくさんの面白い物語が出来上がる。
どれ一つとして同じものはありません。
読者にそれを楽しんでいただきたく、このお話を作ってみました。
皆様ぜひ、そうぞうして楽しんでください。
言を聞く 己が為すの解説は次の近況ノートにて。