私がどんな小説を書いているのか、『凛々サイ』を知らない方には秘密である。
本名の私を知る人々は、小説を執筆していることを把握している方は多い。
だが、その中身までは知らない。
ましてや、仕事上でしかつきあいがない税理士さんなんて以ての外だ。
プライベートのことさえ全く話さないのに、小説執筆の話なんてするわけもない。
だが、聞かれた。
「どんな小説を書いているのですか?」
きっかけは、私の通帳に、異世界アーティシズムで入賞した賞金が振り込まれていたからだ。とある日、メールがきた。
「この振込はなんでしょうか?」
そりゃ、今まで見たこともない名義から金銭が振り込まれていれば、こうなる。
「小説のコンテストでの賞金です」と伝えると、事業には関係ないから収入には入れないと言われた。
その後、顔を合わせた時、「どこかで読めるのか」と尋ねられ、小説のことを色々聞かれた。
私は非常に狼狽えた。ハードルが高すぎた。まだ。
ということで、秘密は継続された。
なのに、印税収入や、また受賞金が発生した場合なども、色々話をした。
もし小説が事業になれば、書くための取材費など、経費も発生すると。先走りすぎだろ。いや、こういうのはきっと大事。税も大事。
だが、もし自身の小説が巡りに巡って、どこかの出版社から書籍になる日がきたら、その時は胸を張って無理やりにでも押し付けたい。
事業になりましたよ、と。税管理を宜しくお願いします、と。そしてぜひ読んでください、と。
だからそれまで、この税理士さんと一緒に仕事もがんばる。
そんなきかっけとなったこちらの作品。またまたニュー挿絵を描きました!
異世界アーティシズム
https://kakuyomu.jp/works/168171395571842509431章 23.表現をしてみた。
https://kakuyomu.jp/works/16817139557184250943/episodes/168173306480944655821章のラストシーンです。これまで頑張ってきた3人。
私自身、とってもお気に入りなシーンでして、この3人を描いているとき、ニコニコしてました。
挿絵を描くのはほんとーに大好きです。
私の脳内にある映像が二次元化されるのがとっても嬉しい。
数年前の自分と比べると、再現度も上がったので、そこも喜ばしい。まだまだ精進ですが。
只今2章の挿絵も描いています。
またこちらでもXの方でも紹介していきまっす!
ということで、また次回もよかったらご覧くださーい!