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私があなたであなたが私でつまり全部私なの

Twitter(X)で(逆だろ)、登場人物が勝手に動くだの動かないだの話題になっておりましたが、よくよく考えると面白いなと思って。


登場人物は作者の頭から出てきてるのに
でも意図しない動きをする。
自分から出てきたものが勝手な動きをするというのは
脳科学的にも面白い現象じゃないのかしら、と。
生まれ出たものは「他人」なのに
出たところは己の脳みそ。


もしかしたら自分の「無意識」部分の要素なのかもしれないなと思ったりして。
自分の知らない自分の姿かもしれないですね。


実際、私は精神分析をトレーニングとして2年受けていましたが
そのセラピーの中で自分の小説の話をしたときに
「あれ………あの主人公がやってたのは自分の精神的な部分の大冒険そのものじゃないか!?」
っていう気づきがあって
小説を書くって実はめっちゃセラピーだし
己の無意識を知る良きツールだと思ってます。


なので今も書き直しながら当時のことを考えたりするわけです。


まぁとりあえず、彼らが動くままに書いていきます。
それが面白い。

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