明智　颯茄

自分の前に女がいる。
だが、自分には気づいていない。
もう少し近くに寄ってみた。
しかし、彼女はまだ気づかない。
別の手をと思って、顔をのぞき込んでみた。
彼女はやっと気づいた。

その部屋の明かりには、自分の影は映っていない。
それでも、彼女は普通に話しかけてくる。

最初はこうではなかった。
ある事件が起きて、こうなってしまったのだ。
その原因へとさかのぼる話。

気になった方は、『パズルピースが帰るまで……』をご覧ください。
逆ハーレム、ほのぼの、ギャグもありの恋愛物語です。