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バリア・フリーのスロープが危ない

私には85歳になるお婆ちゃんがいます。
変形性膝関節症のため、長時間歩くことが出来ません。
でも、シルバーカートなどを使い外出するようにしています。
何事も体力が大事です。
でも、先日お店の出入り口で転倒し、額に瘤をつくり顔面右半分が真っ青になるほどの内出血と言う事態になりました。
原因は、スロープ。
バリア・フリーの象徴ともいえるスロープですが、お婆ちゃんにとってはものすごく怖いものだったようです。
シルバーカートのブレーキはきっちりとは効きません。
握力が弱いのとタイヤのグリップが弱いからです。
だから、スロープを使って下るとき、シルバーカートだけが先に行ってしまい、不自由な足が取り残され前のめりに倒れてしまうのです。
その際、両手はシルバーカートの取っ手を握ってブレーキを掛けているため受け身も取れません。
一応、脳内出血や骨折などは無かったので、一安心でしたが、スロープの危険性に気が付かなかった自分が恥ずかしいです。
あれは、車いすを使う方と介助者が居る場合にスムーズに移動させられますが、シルバーカートを使う高齢者や障害者には恐怖の対象です。
特に上りより下りの方が恐怖です。
あれならば、低い段差の階段の方が遥かに安心して下れるそうです。
もし皆さんが外出中、シルバーカートでスロープを下っていている高齢者や障害者を見かけ、足が悪そうであったら、転倒しないようサポートしてあげてくださいね。

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