カクヨムに投稿するようになり、
過去に書いた小説を漁るのですが、
「透明」は記憶について書きたくて書いた、
随分昔の作品でした。
コマメが必死に隠れながら書いているコマメ日記で、
記憶について触れているけれども、
記憶って、時に、全て嘘だったんじゃないか、って
思う事ないですか?
もしかしたら自分が記憶している感情って
勝手にすり替わっている可能性もあるじゃないか、と。
「透明」では、高校時代の記憶の1つを取り出して、
鮮明に思い出してみる作業をしています。
自分ではクリアーにしたつもり、
でももしかしたら全くそんな記憶とは違う出来事が
繰り返されていた可能性だってある。
だから、元の場所に戻しておく、って作業をしていました。
そういうことを繰り返して、
人って出来上がっていくのかな、と思ったり思わなかったり。
ということで、次回作早速載せています。
次は現実的な夫婦の、男の、お話です。
コマメ日記も読んであげてください。
コマメも喜びます。