• エッセイ・ノンフィクション

抽象画にドップリハマるまでの私…

初めまして、カクヨムに出逢ったのも何かのご縁、まず、今回は抽象画を描くまでの話を書いていきたいと思います。

私は、2016年の9月まで絵を描くなんて思ってもいなかったので、その頃まで、詩を書いていました。想いのままに・心のままに言葉を書いていました。
そんな私が絵を描く気になったのは、まど・みちおさんの抽象画というジャンルの絵に出逢ってからだったのです。それまで抽象画なんて言葉すら知らなかったのですからお恥ずかしい話です。不思議な世界を魅入るように眺めて何回も広くない建物の中を何度も周り、絵を眺めては、見落とした小さな文字を読みながら頭に入れていきました。そして、俺もまどさんみたいな絵を描きたいとおもむろに思った事を思い出します。帰ってから、YouTubeで検索をして、まど・みちおさんの世界を何回も何回も繰り返し見たり、抽象画とは何なのかを調べてみたり、とりあえずDAISOでスケッチブックとか、パステル、色鉛筆、カラーペンとか簡単に書けるものを買ってきて描き始めました。丸を書いて繋ぎ合わせたり、交差させたり、細かな模様や色を塗ったり、あらゆる事を沢山紙に書きました。恥ずかしいなんて思わなくて、反対にドンドン絵は姿を変えていきました。そんな時並行していた詩をRANGAIというホームページに投稿する時があり、何回か投稿させて頂いた時に、小さな落書きの絵を写真に撮り送りました。その方が"作家・早坂類さん"でした。"絵を描いてみませんか?"その言葉に私は水を得た魚のように、嬉しくなり、更に絵に没頭して描きました。そして、妻が押入れの中に絵の具があると言ってくれて探して見つけ出しました。アクリル絵の具との出逢いです。
筆と画用紙をDAISOで買って、指でアクリル絵の具を使いグチャグチャに塗って描いたり、形にならない絵をドンドン描きました。この頃にはYouTubeである抽象画の描き方を見て真似したり描いてみたりしながら、頭に覚えさせて行きましたが、ある日変化が起こりました。
この絵じゃない…なんとなく私は不思議とそう思い、ここから抽象画の世界にドップリ入って行きました。

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません