今日の“ちっともよくなかったこと”漫談編
・午前1時半に目覚める → 未来の自分からの警告説
午前1時半に目が覚める。 ああ、またこの時間か。 この時間に起きると、だいたい一日がグダグダになるって、もう統計が出てるんですよ。 私調べで、信頼度95%。 でもね、寝直すときにふと思うの。「これ、未来の私が“今日の予定、やめとけ”って言ってるんじゃない?」って。 そう思うと、1時半の目覚めも、ちょっとしたタイムトラベル。 ……いや、やっぱり寝かせてくれ。
・シャオの無言の圧 → ホラーか、かわいいか、紙一重
朝ごはんのあと、シャオがキャットツリーにのぼって、じーっとこっちを見てる。 鳴かない。動かない。ただ、見てる。 あれ? これってもしかして…… 「おやつが欲しい」っていう、無言の圧!?
人間だったら「ねえ、ちょっといい?」って言うところを、 シャオはただ、目で語る。 「わたしはここにいます。あなたが気づくまで、ずっとここにいます」って。 ……いや、ホラーか。
・管理人さんとのやりとり → 外に出ただけで褒められる日
朝、思い切って散歩に出た。 エントランスで管理人さんに「いってらっしゃい」と言われたので、 「いや、別にどこにも行かないんですけどね」って返したら、 「お散歩ですね」って、すぐに訂正してくれた。
あの瞬間、私たちの間に流れた空気、 まるで“外に出るだけで偉い”って褒められた小学生みたいだった。 「えらいね〜、お外に出られたね〜」って。 うん、ありがとう。私、がんばった。
・父の内弁慶モード → 昭和ゲームの隠しコマンド説
母がいないときに父の部屋を訪ねると、 「うるさい! 何しに来た、出ていけ!」と怒鳴られる。 でも母がいるときは、なぜか静か。 あれ? これってもしかして……母がリモコン?
「母がいないとき限定で発動する、内弁慶モード」 まるで隠しコマンドみたい。 「上上下下左右左右BA」って押したら、 「うるさい!」って出てくるやつ。 ……いや、昭和のゲームか。
・「かったるい」哲学 → 自分への誠実さという名の冷蔵庫チェック
午後、買い物に行こうと思ったら、母から「民生委員さんが来るから4時まで待って」と言われた。 待ってる間に、すっかりくたびれてしまって、 「かったるいからまた明日」って言ってしまった。
でもね、「かったるい」って、実は体と心が一致してる証拠なんじゃないかと思うの。 「行けるけど行かない」じゃなくて、「行けないから行かない」。 これ、自分への誠実さじゃない? ……って言い訳しながら、冷蔵庫の中を見て、また閉めた。
*猫と空と言葉が好きです。
作品はこちらです! もしよろしかったら、覗いてみてください。
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https://kakuyomu.jp/works/16818792435889743358