れん

この記事を書いている段階では、私はまだ1回目の接種を終えたところである。 とりあえず、あったことをありのまま、自分なりに記録してみる。

気がついたら、学生時代に戻っていた。 あの頃の失敗をやり直せるかもしれない。 だから、今度こそは……。

夫が死んだ。 ほんと急に逝ってしまった。 遺品を整理をしていたら、見覚えのない日記帳。 そこには、 「どうせ俺が死んだらこの日記も読まれるだろうから、読まれる前提で書く」と癖…

介護の仕事は24時間年中無休。 みんなが眠る時間も介護士は働き続けている。 入居者が入院しても、亡くなっても。 介護士が休むことはない。 そんな介護士が体験した、真夜中の話。

毎日毎日仕事に忙殺されて、家に帰ると気が弛んですぐに寝てしまう。 そのせいで、同棲している彼女はいつも不機嫌。 そんな彼女の気を紛らわせるために実家から猫を連れてきて、文字通…

初めて就職したのは、知的障害者が通う作業所の支援員。 今まで学んできたこととまったく違う業種で、すべて初めての経験。 そんな俺に仕事を教えてくれた人はスキンヘッドでマッチョで…

今日もまた新しい人が入所し、誰かが亡くなった。 新しい荷物が運び込まれ、持ち主のいなくなった荷物が運び出された。 出会いを喜ぶことも、別れを悲しむ時間も、介護士にはない。 た…

居酒屋の開店準備は店内の掃除だけじゃない。 料理の下準備も大変なのだ。 特に、焼き鳥の仕込みはやることが多い。 なのに、みんなそろって言うのだ。 『焼き鳥なんて、肉を串に刺す…

15年以上前の話。 俺は初めてできた彼女からチョコをもらうことができなかった。 ただ、そのかわり、

異世界から召還された勇者は単独で魔王と対峙していた。 『異世界からの勇者よ。単騎で我が城を攻略したこと、誉めてやる。どうだ、世界の半分をお前にやるから、我が僕にならないか？』 …

これは私の実体験。 実際にあった、バレンタインにまつわる短いお話。

昔々……と言うわけではない現代。 おじいさんとおばあさんが住んでいました。 おじいさんはかわやへ選択に。 おばあさんは山田さんのところへしばかれにイキました。 自ら鬼の住処へ…