光文社古典文庫から、テオドール・シュトルムの『みずうみ』が新訳されていたので紹介します。
https://www.amazon.co.jp/dp/4334754244/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_FweYEbNRXRPME シュトルム、いいですよね。私は岩波の『大学時代・広場のほとり』に収録されている『おもかげ』が5ページぐらいしか無いのに好きで好きで、好きで好きでたまらないのです。
ぜひ機会があれば手にとって貰いたい作家さんなので、この刊行を機に読んでみてはいかがでしょうか。
ついでにいえばシュトルムを知ったのは赤川次郎氏のエッセイの中でした。私の文体の師でもある、トーマス・マンも同じエッセイで知りました。
エッセイはもう何十年も前に読んだのですが熱っぽくこの二人をオススメしてくる赤川氏のことを懐かしく思い出します。
トーマス・マンも光文社古典文庫でいくつか出ていますのでぜひ、オススメしたいです。あとどこかの出版社から『ヨセフとその兄弟』が文庫で出てくれたらこれ以上のことは無いですね。でないかな。無理かな。