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登場人物設定その1

第三話に登場する、昭和日本側の登場人物の設定です。

大竹将道(おおたけまさみち、37歳、男、170cm、80kg、陸軍少佐)

熊本県の商家の四男坊として生まれる。実家はラジオの販売を手掛けており、子供のころから機械いじりを趣味としていた。幼少の頃から、「お前は四男だから自立して生計を立てよ」と言い聞かされたおかげで、中学校を卒業後陸軍予科士官学校へ進む。
卒業後は陸軍参謀本部第四課に勤務、大陸方面の諜報活動に関わってきた。
中佐への昇進をきっかけに参謀本部勤務に戻ったが、時震当時は「本土防衛計画研究」に携わっており、拠点の整備や実地調査等で全国を飛び回る毎日を送っていた。
大陸での経験をきっかけとして徹底した現場主義を貫き、参謀本部の建物に篭って空想的作戦計画を立てる高官には批判的。
陸軍軍人としては珍しく英語が堪能であり、アメリカ大使館付武官の経験も持つ。合理的な思考の持ち主であるが故に、「ドイツとの同盟は百害あって一利なし、米国との戦争は避けるべきである」と日頃から主張していたことから、特に親独派将校には睨まれている。
唯一の趣味はSF小説を読むことであり、その下地もあって平成日本の出現にいち早く適応した人物。
戦術、戦略的思考には秀でているが、射撃や格闘などの兵士としての技能は劣る。感情を殺して冷酷非情になれる人物であり、目的のためなら暗殺もいとわない。それはかつて陸軍中野学校出身者であり、中国での謀略戦に従事した経験からきている。
時震当時は陸軍参謀本部第三課勤務であり、沖縄に出張して飛行場建設をはじめとする防衛拠点整備の研究に従事していた。
(以降ネタバレのため省略)

小柴英二(38歳、160cm、75kg、曹長、男)
参謀本部つき課員。かつては中国戦線で歩兵として戦っていたが、足を負傷して大竹の副官として参謀本部勤務となった。足は現在普通に歩く程度なら問題ないが、全力で走るには少々支障がある程度まで回復している。
福岡県出身で17歳の時に志願して職業軍人となった。頭脳明晰で目端の利くところを上官に認められたおかげで幹部候補生となり、下士官の道を歩む。
大陸での経験から無能な上官は害悪でしかないと思っている。そのため、将校に対しても臆面なく言うべきことを言うところがある。その反面、陸軍生活が長いこともあって軍内部での処世術にも長けており、立ち回りがうまいために上官と問題を起こすことは少ない。
かつて妻と三人の子供(長男、長女、次女)がいたが、長男の死をきっかけに不仲になり離縁している。安月給から二人の娘の養育費を工面してかつての妻に送金しているのは公然の秘密である。

※以上の設定は開発中のものであり、予告なく変更されることがあります。

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