春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
既刊 Bグループの少年 第一巻~第七巻 社畜男はB人お姉さんに助けられて―― 第一巻〜第二巻 好評発売中!! お仕事の依頼はTwitterアカウント等にてもお受けしております。
常石 及(つねいし およぶ)です。現在はカクヨムを中心に活動しています。「軍略のリントブルム」、「努力は俺を裏切れない」、「SFオタク建国記」(カクヨムオンリー)など、鋭意執筆中。
普段は音楽作ってます。時々、小説読みに来たり、書きに来たりします。創作に関してはただの素人ですが、よろしくお願いします。
愛知県に生息する兼業ラノベ作家です。 ※月に1、2回ほど21時から2時間ほどXで雑談スペースをやっております。創作のこととかいろいろ話しているので興味のある方はぜひ!開催日時はXでお知らせします(ほとんど当日発表になっちゃいますが) ※現在感想への返信は行っておりません。予めご了承ください。 【経歴】 2019年3月に「おっさん、異世界でドラゴンを育てる」《アルファポリス》で商業デビュー。 【これまでの出版作品】 〇引退賢者はのんびり開拓生活をおくりたい 《アルファポリス》 〇無属性魔法って地味ですか? ~「派手さがない」と見捨てられた少年は最果ての領地で自由に暮らす~ 《アルファポリス》 〇ダンジョン・ファーム ~家を追い出されたので、ダンジョンに農場をつくって暮らそうと思います~ 《SQEXノベルス》 〇工芸職人《クラフトマン》はセカンドライフを謳歌する 《アルファポリス》 〇無敵の万能要塞で快適スローライフをおくります ~フォートレス・ライフ~ 《カドカワBOOKS》 〇嫌われ勇者に転生したので愛され勇者を目指します! ~すべての「ざまぁ」フラグをへし折って堅実に暮らしたい!~ 《ツギクル》 〇追放された魔剣使いの商人はマイペースに成り上がる ~前世で培った《営業スキル》で、仲間と理想のお店を始めます。~ 《ドラゴンノベルス》 〇絶対無敵の解錠士 《スニーカー文庫》 〇コミュ力向上のために言語スキルをマスターしたら、引く手あまたの英雄になりました 《ファンタジア文庫》 〇おっさん、異世界でドラゴンを育てる。《アルファポリス》 ※ここまでカクヨムにも掲載した作品 〇聖樹の加護付き辺境でスローライフを謳歌する ~追放されたけど全属性魔法を授かったので精霊や領民たちと楽しく暮らしています~ 《グラストNOVELS》 〇小さな魔道具技師のらくらく生産革命~なんでも作れるチートジョブで第二の人生謳歌する~《グラストNOVELS》 ※書き下ろし作品 ※他に他に刊行に向けて作業中の作品が複数あります。
平平 祐と申します。趣味で十年ほど小説を書いております。 二次創作のSSを中心に活動していたのですが、某新人賞に投稿したオリジナル作品が二次選考を通過したことを切っ掛けに、二次創作と決別。オリジナル一本でやっていこうと決心いたしました。ここカクヨムで一旗揚げられるよう頑張りたいと思います。 小説の書き方は独学で、我流。基本的に三人称派。メインヒロインよりサブヒロイン。ハッピーエンドよりビターエンド。「あなたの小説家としての武器は何ですか?」と聞かれたら「毒のある文章で読ませることです」と答えることにしている。そんな人間です。
名前は執事とは一切関係ありません。寧ろ執事喫茶とかで出てきて欲しいお菓子です。地名にもあるそうな。チーズケーキが有名らしく行ってみたいです。
暇なので読む側から書く側になってみました。ペンネームは螢蝶ですが男です(笑) 新作を書いてみて自分が性格の歪んでる主人公しか書けない物書きだと判明し、愕然とする。 まあ愛読書が「悪魔の辞典」だものな……
【異世界でチート能力(スキル)を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~】がファンタジア文庫様より書籍化。 現在は全11巻発売中。 いつも読んでくださり、ありがとうございます。