これからお話するのは原作だと33話終わった後に特別枠として挟んだ設定集の為この段階で見るとネタバレを喰らう可能性もありますが能力や種族で不明点があった場合には見て頂けると大体分かると思うのでこちらの方で掲載させて頂きます。
一応予防線として下の方に書いておくのでご自身で判断して読んで頂けるとありがたいです。
ということでやってまいりました完全理解スペシャル☆です
完全理解スペシャル☆等とほざいていますがそもそも雪乃自身もあんま理解してないしあったはずの設定すっぽかす可能性すらあります(は?)
てな訳で長くなると思いますが是非最後まで読んで下さい
まずは天恵能力・妖術・妖武具について改めて深堀りしていきましょう
まず天恵能力とは、地獄に初めて来た時に送られる異能力であり、来た瞬間に付与されることもありますが、基本的には能力を得る資質を付与される例が殆どで、地獄に来た時に能力、もしくは資質が与えられなければソイツは何をしようと能力を得ることは出来ません。
今まで特に言ってなかったんですが能力を使用する際には必ず【魂】・【理力】のどちらかを消費する必要があります。発動時には理力の方が優先的に使用され、理力が尽きると魂が消費されます。
RPGで言うと魔法発動時にNPを先に使っていきNPが尽きるとHP削って魔法が打てるみたいな感じです。
魂も理力も時間経過で回復しますし反復して使っていくと理力の貯蓄量は増えていきますし、敵を殺して魂を吸収すると魂の総量も増えます。
なんとなく分かってると思いますが魂も使い切ると消滅します。
次に能力の種類ですが大きく【変質型】・【放出型】・【超常型】・【操作型】・【特例】の5つに分けられます。
【変質型】は自身の体を特定の物に変化させる、特定の物質を定められた条件を満たした状態である程度の物理法則を守った上で変質させる能力などを指します。
具体例を挙げると桜城の【シャコ】や黒凪の【鉄分凝固】田所の【透明化】とかですかね既に基盤がある状況下から物体を変質させる能力がここに分類されます。
【放出型】は本来そこには無いはずの物を生み出し放つ能力です。少し前に触れた【無出系】【犠出系】はここの話です。変質型と違い、本人が生まれた物を消すという行動を取らない限り能力解除後もその場に残ります。
無出系は物を出す際に何も犠牲を払わない変わりに発動から出すまでの時間が遅く生産性が悪いです。
犠出系は物を出す際犠牲(能力発動時に必要な理力や魂とはまた別途で理力もしくは魂を支払う、またはその辺の物等)を払う変わりに生産性が向上します。
以前威力は変わらないとは言いましたが生産性が向上しているのでその分短時間に出せる質量が多くなっている為DPSが向上し実質的には威力UPに繋がりますし、咄嗟の防御や素早い攻撃への使用も考えると多少の犠牲を払った恩恵はそれなりにあります。
具体例は阿波の【オリハルコン】亡騎の【シールド】ラポールの【地変動】等です。
能力はここがいっちゃん複雑な気がします、これさえ分かれば後は全部理解できる!はず、、、
【超常型】は理力や魂を使いまさしく超常現象のようなオカルト感が感じられるような事象を引き起こしたり、この世の法則を無視した事を可能とする能力です。
具体例は桐山の【ワープ】桜城の【テレポート】鵺の【認識阻害】兎宮の【すり抜け】等が挙げられます。
かなり自由度が高く、強い力が比較的多い能力です。
【操作型】は変質型と少し似ていますがこちらの方が自由度が高く物理法則を無視した動きも可能で、繊細な操作も可能になります。加えて変質型は進化すると変質範囲や量が増える傾向にあるのに対し操作型は進化すると操作範囲・操作量など操作性が主に向上する傾向にあります。
具体例は黒凪の【凍結】雷獣の【操電】未玖の【操血】等が該当します。
【特例】は他の4つのどれにも当てはまらない異質な能力や通常とはかけ離れた異常な進化をした能力の中でも特段周囲に与える危険性が高いものが該当します。
桜城のシャコ等も他とは違う進化を遂げていますが、特例に定められる程飛躍した進化はしていないので該当しません。
特例に指定される能力は元の能力とは殆ど別物です、能力の本質を掴んだ化け物レベルの奴らが扱う能力ですね、これのエイペックスアビリティはもう考えたくない、、、
現状この能力を持っている奴は出てきてはいますが能力の詳細は明かされていないのでここでは書きません。
次に妖術です。
ぶっちゃけ劣化版天恵能力であり戦闘での実用性が無いものが多く使い勝手も悪いですが誰でも扱える上理力や魂の消費量が天恵能力とは比べ物にならないくらい少ないです。
作中だと転移術が結構使われてます、あと桐山の家の修復作業や朱漢の陰摩羅鬼追跡時にも使われています。
最後に妖武具です。
一般的に使われているものは先日解説した通り魂に有効打を与える武器、またはそれから身を守る防具なんですが中には特殊な能力を持つ武具も存在します。こういった武具のおかげで能力の無い奴でも上に上がれる訳です
宮本武蔵みたいな化け物も居ますけどね
てな訳で、能力関連はざっとこんな感じですね、次は地獄での生活、地獄と現世の関連性や魂と肉体のお話です。
まず悪事を働いた人間は現世で死んだら当然地獄へ落ちます。落ちればやることは当然、犯した罪分の罰を受ける事です。
全て償えばそのまま転生か獄卒への道が開けます。
ちなみに生まれ変われば当然前世の記憶なんかは消え性格も前とはかけ離れた物になります。
ここまでが地獄に落ちた人間が辿る一般的なルートです。
次に脱獄囚のルート、基本的には脱獄囚と判断されれば獄卒が手配され捕獲し拷問して殺害(捕獲が厳しければその場で殺害)命令が下されます。
ですが殺害できず死者の魂に地獄の門を抜けられると、その人間は幽霊として現世に復活するわけです。
その際能力も引き継ぐことが出来ます。
次に妖について、妖は最初から魂の姿の物と肉体があるものの2種類に分けられどちらもその存在が周囲から忘れられると悪事の有無に関係無く地獄に送られます。
何もしていなければ、そのまま成仏でき悪事を働いていれば人間と一緒で罪を償う必要があり罰を受けきれば成仏できます。
脱獄囚ルートも人間と変わらないですね、殺されます。
現世に戻った後は忘れられればまた地獄に送られます、ちなみにこれは幽霊となった人間も同じです。
現世に残り続けるにはどんな形であれ人にその存在を認知され記憶されなければなりません。
次に魂と肉体の関係について
肉体は魂を入れる入れ物であり鎧の様なものです。
魂は肉体の動力源です。
入れ物が壊れると人は生まれ変わり新しい入れ物を手に入れるために地獄に落ちます。
魂だけでも活動は出来ますが肉体があったほうが絶対に良いのを本能的に知っているので基本皆地獄に落ちます
ですが現世で思い残したことや強い恨みがあったりすれば、怨念として地獄に落ちぬまま魂だけで現世をさまよいます。怨霊の扱いは妖や幽霊と殆ど同じですが例え誰の記憶からも消えてしまっても本人が満足しない限り絶対に地獄に落ちません、まぁ怨霊は本編にはほぼ関係ないのであんまり気にしなくても良いです。
一応そういうのが居るってのを覚えてもらえれば十分です。
地獄と現世の関係は結構複雑なのでまた今度話をするかもしれません、次は地獄に居る様々な種族についての話
まずは【人間】何度も言ってますが現世で死んだ悪事を働いた者達です、身体能力は地獄だと種族的に見れば下位層、デフォルトの理力や魂の量は個人差もありますが少なくは無いです。
そして【鬼】地獄に元から生息している生き物で、身体能力は常人の8倍、知能は人並みで理力量もそれなりにあり全体的にバランスが良いです。
身体的特徴は角と目ですね、角の有無と本数は個人差がありますが理力量・身体能力への影響はないです。
目は共通で瞳孔が縦に割れており、人間の黒目に当たる部分が黄色です。
成長がまばらで行きている年数は同じでも体の年齢は違うなんて言うのはよくある話です。
次に【鬼人】鬼人は獄卒となった人間が選ぶことが出来る進化系統のようなもので、閻魔大王が許可したものだけが鬼人になる事が出来ます。身体能力は常人の2〜6倍とバラつきがあり、デフォルト理力量は鬼と同等になりますがこれもややバラつきがありますがそこまでの差は無いです。
稀に鬼の3倍以上の身体能力を持つ化け物鬼人も現れます。
角や目が変わる人も居ますがだからといって何かあるわけじゃ無いです。
お次は【獣人】獣人は鬼と同様地獄にのみ存在する生物であり元は鬼と獣が交配して生まれた存在であるとされています。
五感がかなり優れており身体能力は最低でも鬼の倍程はありますが、理力量はやや少なめです。
体の成長が遅く5年に1度年を取るくらいの感覚です。年齢の換算は5年に一度なので生きてきた年数はそこに5倍って感じです。
耳や尻尾などそれぞれの生物の身体的特徴が必ず1つは発現しており獣要素が強いとより五感が鋭敏ですが代わりに若干本能で動いてしまうことがあります。
また満月の夜には獣の力が覚醒するとの噂も、、、
続いて【妖】妖はそれぞれが自由な進化をしてるので一概にこうである!みたいなことは言えませんが基本的には身体能力より理力量の方が高い種族ですがそもそものスペックが高いので結構動けます。
寿命で死ぬことは無く存在した年月が経つだけで理力量や魂の格が上がる便利なバフがあります。
最後に【龍】・【龍人】・【竜】・【竜人】を一挙に紹介し相違点も挙げていきましょう
【龍人】は龍と獣人が子を成した時に稀に生まれる存在であり、生まれた子の97%が死産の為、とても希少な存在です。
身体能力は生まれた時で獣人の50倍にもなり知能も鬼や人間よりも高く、その他諸々が高スペックであり生き物としての格が違います。
しかし体質なのか天恵能力を持っている龍人は存在しないと言われています。
では【龍】とは何か、それは遥か昔から地獄に住む生物であり、寿命は数千年レベル、地獄の生態系の頂点に君臨していますが数が少なく地獄全土で15体居るかどうかくらいです。
能力を使うことも可能で身体能力、理力量も膨大であり人語も話せます。
力を認めた存在には様々な恩恵を与えます。
そして人間が龍から授けられた、逆鱗と呼ばれる力の源を体内に取り入れると稀に龍人に近しい存在となります
それが【竜人】ですね、単純な身体能力は龍人には劣りますが既に手にしている天恵能力の使用は勿論新たに取得も可能なので、その危険性は龍人を上回ります。
最後に【竜】ですがこれは地獄に住まう生物で見た目が似ているので竜と呼ばれているだけで実際には爬虫類とかそっち方面の生き物です。
家畜化出来る恐竜みたいな解釈で大丈夫です。
という訳で今回はこんな感じで終わろうと思います。
既に紹介されている情報も、より分かりやすく書き換えたりしてみたので思い出すのも兼ねて読んでもらえたら幸いです。
ランキングを作る予定だったんですが、明確に強さを明かしてしまうと面白さを損なう可能性があったので断念しました
今回で能力云々は結構分かったんじゃないかなと思います、これからも是非読んで下さい!