軍用ナノマシン技術によって世界最強の軍事力を得た『クローレンツ大帝国』は、地上から全ての争いを消し去る為の聖戦『人類最後の聖戦(ラグナロク)』を始めるべく、全世界へ宣戦を布告した。
混乱する世界情勢の中、帝国内では『鉤爪の刺青(クロウ)』と呼ばれる謎の武装勢力によるテロ工作が頻発。
彼等に最新鋭の兵器を流し、テロを助長している内通者がこの帝国内にいる。
やがて始まるであろう世界大戦を前に、テロリスト達を駆逐するべく立ち上がる、帝国特殊機動部隊『SHADE』の若き隊員達。
様々な陰謀渦巻く世界で、人間らしさと兵士として生きる事への葛藤を描いた長編SFファンタジー小説。