アニメを全話視聴した上で小説を連続30時間読むって事はなかなかないな、と思って。(しかもまだ読破していない)
「ようこそ実力至上主義の教室へ」なんですが。
舞台は親との連絡もできない隔離された高度育成高等学校。成績ごとにA~Dクラスに別れていて、3年間は同じクラス。
様々な試験を与えられ、成績によって学校から支給されるポイントが変動し、自分達の生活に直結するシステム。成績下位の生徒は即退学という容赦なさ。面白いのはこのポイント、何でも買える魔法のアイテムで、退学者ですらポイントで買えてしまう。さらに与えられるクラスポイントによっては上位クラスへ下剋上ができる文字通りの実力主義の世界。
学力や運動だけでなく、無人島サバイバルやクラスで作った問題を他のクラスに解かせる等一筋縄ではいかないゲームみたいな試験の連続。ルールの抜け穴を探した頭脳戦、クラス内の結束、他クラスとの共闘、内部の裏切り、退学を掛けた勝負の連続。
最下位のDクラスに在籍する主人公、綾小路清隆は高いスペックを持ちながら常に平均を維持し続ける事で目立たない様に生活しながら毎回裏工作を行い、クラスの黒幕として他クラスの標的にされてしまう事も。
個性的なキャラが多く、よく書き別けられていてそれぞれの成長を見るのも面白いのですが、キャラが多すぎて油断していると誰が誰か分からなくなってしまう・・・。アニメのスタッフロールなんか役名なのか声優なのか見ていて混乱しますから。
アニメもシーズン3に突入して1年生編の完結まで持っていくとの事なので、Aクラスのラスボス、坂柳有栖との戦いまで見られるでしょう。
2年生編はもっとカオスな事に・・・。