国家術師養成学校の教師陣について。い組・ろ組って言い方、忍たまっぽかったですね。
・本科一年い組(瑛梨のクラス)の担任の野々村先生
20代半ばの男性。地理担当。ちょっとだけ現場を経験したあと、学校勤務に配置換えされた。どうせ進級して担任が変われば無関係になると思って、受け持ちの生徒とは事務的にしか関わる気はない。本人はそれでちゃんと仕事してるつもり。
・本科一年ろ組(里見のクラス)の担任の早川先生
40代後半の女性。霊力操作術、感知術等を教える。術師部隊の副隊長をつとめていたことがある実力者。さすがに歳をとったので「元」がつく。舅の介護でキャリアに空白があり、終わったのを機に復職。
・歴史探究部の顧問 城之(きの)先生
30代半ばの男性。数学担当。教師をしながら現場に助っ人に呼ばれたりする。文化系豆知識が好き。部室に異形が侵入したとき、「雑魚だな」と中に入る前にわかっていた。他にもいるかもしれないので釣鐘を鳴らしに行かせた。弱くても強くても異形相手には最大限の警戒心を持って対応するスタンス。