• 現代ドラマ
  • エッセイ・ノンフィクション

得体の知れない痛み

右手首を決まった角度に曲げると、経験をしたことがない種類の痛みを覚える。
不安になり、同じ角度を再現して痛みの確認を試みるが、それでは再現されない。微妙な角度があるらしい。
新しいものとは常に不安を伴うものである。まして、痛みであるならばなおさらだ。
ほんのわずかのズレも許さない、几帳面な痛みに怯えながら、今日も筆を取る。
いつか、この不安を小説に出来ないかと考える自分を少し、好きに思う。

そんなことって、あるよね。

1件のコメント

  • こんばんは。酷いようなら外科に行ってください。
    私も右手首にガングリアらしきモノがあって、たまに少し痛みますが。
    痛みをネタに……なるほど。
    面白そうですね。
    痛みがあってこそ、手首がある事が実感出来ますしね。

    でも、どうかお大事になさってください。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する