昨晩から今までかかって、以下の文章までたどり着きました。
まだまだ全然使えないけど、ほとんど自作しないでここまで書けました。
ここまででコツがつかめてきたので、次回から効率よく書けると思う。
今回のものはあくまで練習材料なので、空戦モノが本番になります。
<ここから>
「これって、やっぱり転生?」
私は慌てて周りを見回した。
どうやら17世紀風の西洋の民家にいるみたい。
ガラス窓からは隙間風が吹き込み、暖炉の火もいまいち。
「リリアン、目が覚めた?」
おばあちゃんらしき老婆が声をかけてきた。
え? 前世のおばあちゃんにそっくり。
私は一瞬慌てたけど
「落ち着け、リリアン。きっと異世界だ!」
と自分に言い聞かせた。
「やっぱ、転生かぁ。ラッキー、神様ありがと。今度お供え物しておきます。油揚げがいいかな」
っ私はわけのわからないことを言いながら、やっと冷静さを取り戻したよ。
「あなたは女神の使いよ。私は息子夫婦を疫病でなくし、あなたまで失うところを助けられたの」
と、エレナおばあちゃんは言う。
「使徒って…でも、使徒は勘弁して。使途不明金に悩まされた日々がトラウマなんです」
私は一瞬パニックになったけど、半ば冗談でまぎらわす。
「今はまだ知るときではないわ」
おばあちゃんは笑って私に言った。
私の心はぎすぎすしてたけど、おばあちゃんの優しさに徐々に温まっていく。
◇◇◇◇
「おばあちゃん、この布、どうやって作るの?」
おばあちゃんが織る布はキラキラしてて、まるで魔法みたい。
「魔法の糸で織るのよ」
と、おばあちゃんは教えてくれた。
なんと便利な異世界チート!
でも、おばあちゃんの生活が質素すぎる。
「おばあちゃん、なんでこんな質素なの?もっと豪華に暮らしてもいいのに」
って聞いたら、
「今にわかるわ」
と答えた。
◇◇◇◇
ある日、商会の人がこっそり布を受け取りに来た。
おばあちゃんの織物は相当高価らしい。
「おばあちゃん、そのお金はどうするの?」
「今にわかるわ」
おばあちゃんはいつもの笑顔で答える。
後でわかったこと、おばあちゃんは自分の命が長くないことを知っていて、私が一人になっても大丈夫なように準備してたんだって。
しかし今の私は、
「クソ女神。人の死期を知らせるなんて、なんという因業なことをするのじゃ」
と心の中で文句たらたら。
そんなこと知らずに、私はおばあちゃんと毎日機織りをして、楽しく過ごしてたんだ。
やっと手に入れたスローライフ。
私の新たな人生、ここからスタートだ!
<ここまで>
コマンドは創作論に書きました。
また、ここまでで分かったこと。
「第1話は自分で作りこんでから、それを学習させた方が効率的」
これを元に、ちょっとだけ書いた第1話。
<ここから>
第0話:こんな私が転生しました
羽田織音《はたおりね》、29歳。
趣味は手芸、特技手芸。三四がなくて五に手芸。
仕事の休み時間もトイレにこもってレースを編んだりしている。
その手芸が好きな理由が、お金なことは秘密である。
実家が手芸教室をやっていた。
なので小さい頃から、さまざまな糸を使って魔法のように模様を作り上げていく、おばあちゃんの手を見て心躍らせたのだ。
主に編み物やレース作りにひかれたのよ。
編みあがっていくとき、一つの世界が作り出されるような快感が何とも言えず。
あなたも時間をかけて作り続けた作品が形になった時の何とも言えない爽快感を経験したことない?
例えば、高校のときに隣に座っていたヲタクでも
「昨夜な、ついに出来上がったんだよ。推しの娘の星名愛ちゃんのフィギュアが~~~ぁ」
と、小声で机に向かって叫んでいたのを、ニマニマ同志を見るように温かい横目で見守っていた。
ほかのみんなはドン引きするか、生暖かい目攻撃をしていたけど。
<ここまで>
現在、こんなところまで進んでいます(^^♪