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基本的内政チートの設定について

農業ですが、上野の国の耕地面積は半分以上が畑です。
ですので普通の米による石高にさらに麦などの収量が積み上げられます。

大胡の場合は扇状地が多く、桑畑にせざるを得ないため生糸の生産に特化しています。
しかし麦も生産するために、耕地を広げていきますがそう簡単に表土が生成されるはずもなく。
最初の3年間は殆ど石高は変わりません。
ただその3年間で堆肥を作り、ため池で繭の中にいた蛹を餌に鯉を養殖することで、ため池の底に生成される泥を田畑に入れます。
これで表土を即席で作ることになります。
開墾に使用される鋤鍬は磐梯屋が先に用意してありますので問題ありません。
四甫式ですが、基本ドイツの受け売りです。
ここはよく知りませぬ。

工業は、主要産業の焼酎の製造と、今後重要となる製鉄です。
反射炉程度なら何とかなるとも言えますが、高炉は難しいという意見も出るかと思います。
しかし、大量生産といっても初期はそれほど作るわけではありません。
矢じりと金具程度です。
そして半年もたたずに壊れる貧弱なものです。
19世紀に初期の高炉は存在しており、ブラジルにて木炭を使用しての製鉄をしておりました。
流石に大胡で木炭で行えばすぐに禿山になるので、コークスを製造する時に使用します。
それでも大量に必要かと思いますので、亜炭を使用します。
亜炭は高崎の西にある観音山丘陵に露頭として存在します。
ここで申し訳ないのですが、シュタイン〇・ゲートの選択を発動し、瀝青炭も取れることにしました。

あとで本分にも書きますが、焼酎は1550年代中葉に大陸から製造方法が渡ってきました。
よてこのころの焼酎は大変な希少価値です。
単式蒸留器は樽でも製造可能で、結構昔からありました。

このような設定でこの作品の内政チートは行われています(^-^;

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