私は男キャラの関係性を描いた物語を指し示す言葉について、
なんか退廃的→JUNE
性愛があってもなくても絶対にそう→BL
見る人が見たらそうとしか思えない→やおい
男性キャラ同士の精神的な関係が主軸にある→ブロマンス
だと思って使ってます。
いろいろ領域が重なる中で、ブロマンスが一番扱う人間関係の範囲は広い印象です。
ただジャンルや本筋のストーリーにこだわらず各要素を言及するときには、自分はやおいが一番使いやすいです。
ちょっと考えてみると、ごく普通の少年漫画やロボットアニメなどに男キャラ同士の人間関係が物語に組み込まれているのは当然のことで、相当な物語の強度があるケース以外をそういう視点で消費するのはやおいだと個人的には思ってます。
ナルトとサスケはブロマンスとして見ることができても、キラとアスランはやっぱりやおいなんだろうなと(独断)
そしてやおいは一瞬のきらめきというか、エモい的なノリでも使える言葉なのに対して、ブロマンスはもっと物語全体を通した持続性が求められている気がします。
だからやおい的なエピソードを積み重ねた結果、ブロマンスとして見ることも可能になる関係性もあるんじゃないかと。ファーストとZからの逆シャアみたいな。
…という謎考察を、カクヨム公式Discordのブロマンス作品スレッドに先日書き込みました。
この考察を、JUNEを二アホモと同じ死語として外して整理したベン図を作ってみたら、意外とそれっぽくなったのでここに載せておきます。
肉体関係には絶対にならない恋愛のBLが存在するなら、肉体関係はあるけど絶対に友情のブロマンスもあるんじゃないかと思って、「ミンギルとテウォン」は少々それを目指しています。
そしてブロマンスとBLとやおいとすべてが重なった物語はどんなものなのか、ぼんやりと考えてみています。
(カクマラソンあるかと思ったらなかったので、連載再開はKACが終わった3月28日ごろを予定しています)