お疲れ様です。
『キツネの女王』ですが本日をもちまして堂々完結といたしました!
他作品と比べて、導入が弱かったり、タイトルで負けたり、色々ダメだった部分はありましたが、自分の思う「ふく様」を描く事ができたと思います。
もちろんタイトルは長くして、内容が分かるようにしたら良いとは思いますが、個人的に『このタイトルの小説なんだろ?ちと読んでみるか』のスタンツですので今回は『キツネの女王』と名付けました。
ふく様のストーリーとして読みにくいかもしれませんが、彼女の想いをしっかりと書き切ったこと、前作『ケモノの探偵屋』と前前作の『ケモノの調査隊』で出てきたふく様の一貫している、『愛している』という部分が伝わるといいなぁ。
あとは、個人的に自堕落な人間が転生転移で異世界で上手くいくというのが非常に嫌いで、その点ではふく様がきちんと才女として存在し、裏切られ、ヴォルフ様の世界に堕ちたという設定は最初から決まっていました。
更に地底世界の厳しさや理不尽で死にかける所まで落としてやる徹底ぶりは皆さんも引いた事でしょう!笑うとこですよ?
お気づきかどうか分かりませんが、第1話と第2話の展開で第107話と第108話の展開は逆転しています。そこは意識しました。
一度全てを失ったものを何度も壊されながらも最終的には彼女を『キツネの女王』として認めてもらえる……そんな感じです。
最後に、ふく様主役のお話は終わりました。
しかし、忘れてはいけません。学園が『フォクノナティア学園』と名付けられた理由、ヴォルフ様は『ケモノの調査隊』の時に両脚が義足になっていた事、2回目の大穴突入のディバイドエリアのこと。
そうです!『キツネの女王』と『ケモノの調査隊』には間が空いているのです。
このお話はまだまだ作りきれていませんが、頑張って作って、皆様を楽しませますのでよろしくお願いいたします!
『キツネの女王』の応援をしていただき大変ありがとうございました!
また、次回作が出来ましたらご報告にあがります!
またね!