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臨場感のある戦闘描写を書く方法

また新たに気付きがあったので、書き留めておこう…( ..)φ

臨場感のある戦闘描写を書くのに必要なもの、それを二つ発見しました!
それは「視点」と「時間の空白」です。

最近、意識して書くようになったこの「視点」、戦闘描写でも多いに活躍すると思いました。

戦闘描写が多い作品の場合、三人称の語りでも俯瞰して状況説明するより、誰かの視点を軸に状況描写した方が、より臨場感が出ると思います。
特に弱い方の視点から捉えると、尚良いかと。

で、この視点が定まっていると何故良いかと言うと、「知覚できなかった空白」が使えるからです。

たまに戦闘している人物の動きを、一から十まで全て説明してくれている作品があるんですが、これは効果的なんだろうか?といつもクビを捻るんです。
書き込まれれば書き込まれる程、正しい状況が見えなくなっていくのは私だけなんだろうか?(・・;)
今どういう体勢?相手とどう絡んでどうなったの?よく分からんが勝ったようだ。ってなる。

それよりか、
「相手が腕を上げた時には、彼は地に伏していた。」
とか、
「彼の目が一瞬笑った。そう思った時には、すでに俺の胸に剣の切っ先が触れている。」
とかの方が、何か強い奴来た!
むっちゃ素早いやん!
ってなる。のは私だけ?(・・;)
(戦闘描写が拙いのは作者の力量のせいなので、悪しからず)

全部が全部、自分の思い描いた通りに伝えなくても良いのじゃないかなぁと最近は思い始めました。
だってグリップの握りとか、どうステップを踏んで避けたのかとか、私の作品では伝える必要がないのです。
伝えたい部分はもっと違う所にある。

ある程度は読者の想像力に委ねてしまう、というのも、私はありじゃないかなーと思います(´ω`)

2件のコメント

  • お邪魔します。
    カクヨム時々お絵描き部ではお世話になりました!(^▽^)/
    ちょうどその時に紹介した拙作『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』が完結しましたので、「完結作品を掘り起こす!【Part3】」に参加してみましたら、ぽちさんの主催だったのですね!✨(((o(*゚▽゚*)o)))
    とはいえ、すごい人気企画なので拙作まで回らなくても全然構いません。置かせていただくだけでもありがたいので(*^_^*)

    臨場感のある戦闘描写のお話で「俯瞰して状況説明するより、誰かの視点を軸に状況描写した方が、より臨場感が出る」には頷けました。
    戦闘場面のように勢いやスピード感を出したい時は情景描写は少なめの方がいいと、どこかで読んだことがあります。

    ぽちさんのおっしゃるように、誰かの視点を軸にというのも良さそうですね!
    私はあえて三人称で書くことが多いのですが、そういえば今回の戦闘シーン(最後の方にチラッとだけなのですが💦)誰かの視点というのに近いと思いますが、誰かの背後から見ているようなつもりで書いていました。そのキャラが何をしでかすかわからない子だったからかな(^▽^;

    「書き込まれれば書き込まれる程、正しい状況が見えなくなっていく」すごくわかります! 説明があればバッチリ情報伝達されるかというとそうでもなかったり。
    他作品でもそう思いましたが、自分で細かく動作を書いた文章を翌日読んでみると意味不明で削除したことがあります💧それは自分の文章力の問題もあるんですけど(^^;;

    「ある程度は読者の想像力に委ねてしまう」というのは、私も大いに有りだと思います!
    そこが小説の良いところでもあると思います。

    企画参加のご挨拶にと思ったら、ぽちさんの書かれていることに共感してしまい、つい長々書いてしまってすみません(^^;;

  • >かがみさん
    企画参加ありがとうございます〜。
    完結したんですね!お疲れ様です!!

    疾走感感じるのは、やっぱり短く、テンポの良い文ですよね。

    説明される程に分からなくなる、私だけじゃなくて良かった!
    私、読解力ないのかのな…とちょっと思っていたので(・・;)

    そうですね。想像の余地があるのが小説の良さだと、私も思います!

    ご意見くださり、ありがとうございます!
    語り合いたくて近況ノートに気付きを書いてるので、コメントいっぱい嬉しいですヾ(*´▽`*)ノ
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