また新たに気付きがあったので、書き留めておこう…( ..)φ
臨場感のある戦闘描写を書くのに必要なもの、それを二つ発見しました!
それは「視点」と「時間の空白」です。
最近、意識して書くようになったこの「視点」、戦闘描写でも多いに活躍すると思いました。
戦闘描写が多い作品の場合、三人称の語りでも俯瞰して状況説明するより、誰かの視点を軸に状況描写した方が、より臨場感が出ると思います。
特に弱い方の視点から捉えると、尚良いかと。
で、この視点が定まっていると何故良いかと言うと、「知覚できなかった空白」が使えるからです。
たまに戦闘している人物の動きを、一から十まで全て説明してくれている作品があるんですが、これは効果的なんだろうか?といつもクビを捻るんです。
書き込まれれば書き込まれる程、正しい状況が見えなくなっていくのは私だけなんだろうか?(・・;)
今どういう体勢?相手とどう絡んでどうなったの?よく分からんが勝ったようだ。ってなる。
それよりか、
「相手が腕を上げた時には、彼は地に伏していた。」
とか、
「彼の目が一瞬笑った。そう思った時には、すでに俺の胸に剣の切っ先が触れている。」
とかの方が、何か強い奴来た!
むっちゃ素早いやん!
ってなる。のは私だけ?(・・;)
(戦闘描写が拙いのは作者の力量のせいなので、悪しからず)
全部が全部、自分の思い描いた通りに伝えなくても良いのじゃないかなぁと最近は思い始めました。
だってグリップの握りとか、どうステップを踏んで避けたのかとか、私の作品では伝える必要がないのです。
伝えたい部分はもっと違う所にある。
ある程度は読者の想像力に委ねてしまう、というのも、私はありじゃないかなーと思います(´ω`)