宮本 輝さんの小説「流転の海」が37年をかけて完結を迎えた。
私は読んだことがないので、知らなかったのですが、昨日TVで放送されていて知りました。
戦後の昭和を生き抜いた人々の人生を描いた作品だそうです。
印象的だったのは、宮本さんが書き終えて思うことを聞かれた際「あの時代に生きた人にお疲れ様でしたということが言いたかった。それだけで良かったと思う」とおっしゃったこと。
37年間、9冊を書いて、言いたかったのはその一言。
いろいろあっただろうけど、その一言に照準を絞って37年間を収束する力量。
やっぱりプロってすごいな…
11月に入って頑張ってこー↑と思ったのも束の間、家族みんな風邪をひくというカオスに陥っています。
早く抜け出したいよー。