拙作、第3章にて開眼した(?)レミィが放つ、竜の戦技。
その名も「竜の尾撃(ドラゴン・テイル・ストライク)」ですが、
こちらのモーションにはモデルがございまして……。
これは私の大好きな格闘ゲームにおける、とあるキャラの代名詞とも言える技で、
初めてみた時には、それはもうシビれました。
いまだに、この技以上に好きな技は無いくらいです。
格闘ゲーム全盛期、
飛び道具といえば……波動拳、ソニックブーム、パワーウェーブ、百八式闇払い
対空技といえば……昇竜拳、サマーソルトキック、百式鬼焼き
などなど、まぁ、いろいろと技があったわけです。(詳細は長くなるので省きますw)
オリジナルなストーリーにオリジナルのキャラクター……。
個性を最大限に尖らせた、魅力的なキャラと技をあらゆるメーカーが生み出していきます。
しかし……一度に多くのメーカーが発表すれば、
自ずとどこかで技は似たり寄ったりになってくるもので……。
そんな中、とあるゲームの最終ステージで、そいつは出てきました。
白シャツに赤い燕尾服っぽい出立ちの金髪の紳士……クロスタイとかしてるしw
ただの、成金好事家っぽい男かと思いきや!?
まぁ、ラスボスですから、そいつと戦うことになるわけです。
そして、どんな技を出してくるのか……様子見で離れて見ていると……。
烈風拳!(別のキャラの技)
ダークバリア!(別のキャラの技)
カイザーウェーブ!(別のキャラの技)
──なんだ、こいつ……他キャラの技を劣化コピーしてるだけのやつか……(´ω`)
──本家の技に勝てると思うなよ!?(゚Д゚)クワッ
なーんて不用意に飛び込んだわけですよ。
すると、そこで……想像もしていなかったことが起きました……。
見たこともない、誰の技でもない、
今までの格闘ゲームで一度も見たことがないモーション。
まだ、一撃くらいなら大丈夫だろうと……飛び込んだ先で迎撃された対空技……。
その時、そいつ……SNKのキング・オブ・ファイターズ94(KOF)のラスボス、
ルガール・バーンシュタインが初めて見せたオリジナルの技で、
まだそこそこ体力のあった私のキャラはなんと、倒されてしまいました……。
威力がヤバい……強すぎて悔しい……おかしい……。
そんなことよりも先に、まず出てきた言葉は、
──なに今の……超カッコいい技……(・д・)
KOFは3人で1チームの格闘ゲームです。
私のキャラはまだ2人残っています。
ラスボスは1人です! まだ勝てる!
その技を警戒しつつ、再度挑みました。
結果は……手も足も出ず……惨敗しました。(ルゼリア王子のように)
しかも、その技でトドメを刺されると、ものすごい(偶然の)演出効果が起きるのです。
ラスボスが叫ぶ技の名前……間に倒されたキャラの悲鳴……技の名前の言い終わり。
となって、最後に余韻が残るんですw
そのモーションは独特で、本来あるべき蹴りとは軌道が逆と言いましょうか……。
大外から振り上げるように円弧を描き、踵で蹴り抜く美しい技でした。
右足で蹴ってるのに、足の軌道は左側から(相手から見れば右側から)来るんです。
今でも、あの時の衝撃は忘れられません。
そのモデルとなった、技の名は……
★ジェノサイド・カッター★
私が、最も好きな格闘ゲームの技です。
ジェノサァイイ! (うわぁぁぁ!:悲鳴) カタァ……
これに倣って、
ドラゴンテイル! (間) ストライク!
こんな感じで脳内再生していますw
こんな駄文にお付き合いいただいて感謝いたします。
実は拙作の技は全てモデルがあるので……こんな話し出したら、いくらでもでてきますw