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藤沢秀行さんの最後の言葉

藤沢秀行さんと言う囲碁のプロの方が居ました。囲碁の打ち過ぎで中指が人差し指より短くなって、爪も無くなってしまうほど囲碁を打たれました。そんな秀行さんが最後に残した言葉があります。それは

                「強烈な努力」

と言う言葉です。扇子に揮毫(きごう)されたその扇子はお孫さんが大切にされています。ちなみにお孫さんも囲碁のプロです。しかしこれほど頭にガツンとくる言葉はそうそうないでしょう。私も夜になると1日を反省し、努力したかと自省しています。皆さんには心に残る言葉はありますか?

2件のコメント

  • ミツルさん、こんには。朝にミツルさんの近況ノートを拝見させて頂いた時にミツルさんから問いかけられたご質問を、ずっと考えていました。きっと私の心に残っている言葉は、これだと思います。

    「中今を生きる」

    いつ、誰から聞いたのか忘れてしまいましたが、確か神道でよく用いられている言葉だったと記憶しています。

    私は今を精一杯生きることが、過去にも未来にも繋がっていくと信じています。だから私は今を精一杯に生きています。




  • 虹うたさん、こんばんは。

    強烈な努力と言っても容易にできるものではないんです。でもこの言葉の輝きは古今東西、名言の本でもそうは見つかりません。僕も虹うたさんと同じく、毎日精一杯に生きています。

    余談ですが、藤沢秀行さんは中国、韓国の囲碁界の凋落を憂いて、自費で中国、韓国の子供達に囲碁を教えに行かれていました。藤沢さんが現役の頃は日本囲碁界は世界最強でしたが、皮肉にも藤沢さんが指導した子供達が大人になり、日本囲碁界は追い抜かれてしまいました。現在、中国、韓国の囲碁界では藤沢秀行さんを恩師としている棋士が多いそうです。
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