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『妻不倫』完結しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。
本当に色々大変だった……


最初に『壊れたペンダント』以降のアイデアを思い付いて、寝取られ要素を絡めた話にしてみようかなぁー、と軽い気持ちで書いてみて、どうせ読まれないだろうとひっそり始めたんですが、まさかこんなに読んで頂けるとは思っていなくて正直ビビりました。

ここでちょっとした解説や設定を書きたいと思います。

まずシュウと愛梨について。
『二人ともネガティブ気味で、自分よりも相手の事を何よりも優先する』というカップルにしたらカオスになるかなぁ…… なんて事を軽く考えて設定しました。

二人で居ればお互いを支えるような形になって上手くいってるのに、そこにかませ…… じゃなくて間男を投入したらどうなるか…… あと、作者のトラウマ的な事も織り混ぜつつ書いたら予想以上にカオスになっちゃいました。


ちょっと何言ってるか分からないかもしれませんが、自分はとにかくキャラに動いてもらいたくて書いてるんで、キャラの動きによって話が少し変わってくることがよくあるんですよね、それによって話が長くなったり短くなったりとかも。

だから何が言いたいのかというと、色々言いたい事はあるかもしれませんが、キャラ重視であまり深く考えてないからガバガバなのは許して下さいね、ということです。

とにかく一番書きたい、書いていて楽しそうな『壊れた~』まで早く行きたかったので、元々の10万字以内の目標もあり『こんな説明いらんやろ』という部分はかなり省きました。

壊れたものを全部捨てるのではなく、一つ一つ使えるものを確認しながら『再構築』する話が書きたかったんで。

だから寝取られ嫌いな人はもちろん、寝取られ大好きな人にも中途半端でイラっとしたんじゃないですかね、一応注意書きしましたが。


あと『ざまぁ』は最初から考えてませんでした。
もし冬矢くんに何か言うとしたら『自業自得』か『悪因悪果』かな? あの後どうなったか…… 作者的にはあの後相手と揉めて、愛梨の事を気にするどころの話じゃなくなっていたのかなと思っています。 


かませ…… じゃなくて冬矢くんには旅行以降出番の予定はありませんでしたし、ほっといてもいずれ消えるしいいかなと思いまして。

慰謝料請求も一応案として考えましたが、話の都合上愛梨を壊す予定だったのでそれも諦めました。
罪悪感を煽られマインドコントロールを受けたような精神状態で、間違った方法だったとしても愛梨が一人で何とかしようと立ち向かった相手ですから、あの時点で慰謝料請求をしたら更に罪悪感が増して愛梨が立ち直れないくらい壊れてしまいますし、立ち直った頃にはもう冬矢くんはいないでしょうし。 

あと色々出ていたキャラ名。
美鳥ちゃんとか樹里ちゃんとか。

まず美鳥は前々作『桃太のおだんご~』のヒロインの一人です。
前々作を読んでいれば、丁度愛梨の旅行時期には美鳥は出産、子育ての真っ只中なので旅行には行けない、だから愛梨は嘘をついているとすぐに分かる、というだけの仕掛けです。

樹里は『一回目の世界』での愛梨の同級生、という設定です。
まあ、これは別の場所で昔に書いた作品で出したキャラなんで完全に自己満足です。
だから樹里の登場には仕掛けもなく、この作品にはあまり関係ありません。

過去の作品のキャラを別の作品に登場させるのが好きなんですよね。
なのでこの二人を登場させました。

あと、名前があると『何かあるんじゃないか?』と思ってもらえるという狙いも少しありましたが。

あくまでも『シュウと愛梨』の物語なので、二人だけで悩み苦しんで解決してもらいたいと思い、友達もあまり絡ませないようにして書きました。
でも、少しきっかけ作りのために小葉紅には動いてもらいました。
小葉紅のおかげで専門学校時代の愛梨はマインドコントロール的な依存も解けましたし、ペンダントのおかげで二人は再構築への道に進めましたし…… グッジョブ!


とにかく自分の書きたいように書けたので良かったかな、とは思っています。

色々と、うーん…… 怖っ、と思う事は他所でありましたが(笑) 

最後まで応援してくれた読者様方、本当にありがとうございました!
しばらく休養して、今度は頭を空っぽにして書きたいと思います!

1件のコメント

  • おつかれさまでした。
    素敵な物語を最後まで折れずに書いていただき、ありがとうございました!

    作者様にはぜひ、読者さんの評価の良い点だけを見て頂ければなと思います。苦い部分はまたいつでも読めますしね。

    それはそうとして、先の読めないお話にネームドの脇役が出てくると怪しい黒幕説が流れますねw それはそれで見ていて面白かったです。まさか別作品のカメオ出演的なものだったとはw
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