妻に不倫されて離婚したシングルファーザーの俺と、大人のお店で出会った彼女と…… - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16818093085385606241
最後までお読みいただきありがとうございました!
『復』縁で『複』縁、そして穂乃果の願いはリメイクした『服』に詰まっていて、辛い出来事があったけど最後には『福』が訪れる、という物語でしたがいかがでしたか?
予定よりもかなり長くなり、しかも読んでいて辛い描写も多くなってしまって、読者様には負担をかけてしまい申し訳なく思っています。
まず、この作品を書くきっかけですが…
とあるニュースやSNSなどを見てモヤモヤしてしまい、その気持ちを少し違う形で書いてみたいと思ったからです。
なのでタグに『NTR』や『再構築』とは入れませんでした。
そういう話を期待されていた方はすいません。
言いたい事は作品に詰め込んだのでここでは詳しく書きませんが… 『あなたがしている事(言っている事)がどういう事なのか』と『辛い思いをした人にはあり得ないくらい幸せになってもらいたい』という気持ちを散りばめながらこの作品を書きました。
ただ、これはあくまでも個人的な感想で、全ての人に理解してもらうのは無理だと思っていますし、自分が正しいとも思ってません、なのでこの作品を読んでほんの少しでも作者の書きたかった何かを感じていただけたら嬉しいです。
次にこの作品の登場人物について軽く触れますが、作者の中でこの物語の真の主人公は穂乃果です。
穂乃果以外はネガティブな思考に囚われてますが、穂乃果だけは物語が始まった時からポジティブに動いているんですよね。
穂乃果の目的は『ケンカをしているパパとママを早く仲直りさせること』で、そして物語中の穂乃果が心の中で思っていたことを軽くまとめると…
・パパとママがケンカをして離れ離れになって『ママに会いたい』と泣いていたけどパパも隠れて泣いていた、だから泣くのをやめて笑顔でいたらパパが少し元気になって、そのうちママと再会出来た。
『じゃあ穂乃果が笑顔でいたら、もっとママに会えるかな?』
・パパが元気になったらママと会ってくれると気付いてからパパを元気にするため頑張っていたら、葉月が現れてパパがもっと元気になった。
『パパが元気だと穂乃果も嬉しい!』
・パパがもっと元気になったらママと会う時間が増えた、これは葉月のおかげだと思う。
『穂乃果も葉月と一緒にいて楽しいから嬉しい!』
・葉月にパパとママの仲直りのお手伝いをお願いしたら、パパとママと遊園地までおでかけ出来て、パパとママが顔を見ておしゃべりするようになった。
『もう少しで仲直り出来るかな? もっと仲良くなるように応援しないと!』
・パパがケガをして、みんなでお世話していたらパパとママが仲直りした、これも葉月のおかげで、みんな一緒だとケンカしないような気がして、みんなでいることを『お願い』する。
『みんなで一緒にいないと、パパとママがまたケンカしちゃうかも!』
・『やっぱりみんなで一緒にいるのが幸せ!』
と、穂乃果は大人の詳しい事情は知らないですが、雰囲気で何となくは察していました。
それでもいつかみんなが仲直り出来ると、ポジティブに前向きになるような方向へとみんなを導くために頑張っていた、という感じです。
読者様の中には大人達がしていることに『穂乃果だって一人の人間なんだからかわいそう』と思った方もいらっしゃると思います。
もちろん、その想像した悪い考えの方向に大樹達が進むとそうなる可能性があるのは分かってはいますよ? 『もしも悪い方向に進めば』の話ですけどね。
ただ、穂乃果が主人公だとしたら…
大樹達は穂乃果の手によって明るい未来へと進むように導かれていたように見えないですか?
まあ、作品の捉え方は人それぞれなのでその意見を否定するつもりはありませんが、穂乃果はそういう『キャラクター』という設定で、穂乃果のポジティブさによって、ネガティブな思考から抜け出し、そして少しでもみんなが救われたら良いなぁ… という願いを込めたキャラクターにもなっています。
なので最終的に大樹と葉月の関係や、四人で暮らすことをポジティブに捉えていたんです。
そして大樹はというと、一応主人公的な立ち位置ではありますが……ぶっちゃけ前半の大樹のようなキャラクター(あくまでも悪い所だけですが)は好きではないので、書くのにかなり苦労しました(汗)
じゃあどうして大樹を主人公的な位置にしたのかというと……
ここで前半の大樹について語ってしまうと、お口が悪くなってしまいそうなので止めておきますwww
でも1つだけ、『世の中、言わないと分からない人もいる』ということだけ言っておきます。
ただ、後半の大樹は『それ』に気が付いて反省し、考えを改めて、穂乃果の影響もありかなりポジティブに考えられるようになったので良かったとは思います。
元々の性格を取り戻した、というのが正しいのかもしれませんけど。
なので八百井にざまぁするのも鬼島親子にやらせて大樹にはやらせませんでしたし、そして鬼島親子に『伝えたいこと』を大樹に向けて言ってもらいました。
あの辺りの話に書き始めた動機やそれについての思いが込もっています。
ただ何度も言いますがあくまでも個人的な意見なので、別に分かって欲しいとかではなく、そういう意見もあるんだな、くらいで捉えてくれたら嬉しいです。
ちなみに前半の大樹を酷くしたようなキャラクターが風太くんです。
ほんの一部の情報だけ見て、憶測で自分の都合の良い方へと解釈し、まるで自分が正義かのように不特定多数に向けて言いふらす…… SNSとかでたまーに見ますよね? …… おっと、お口が悪くなっちゃいそうなのでここまでにしておきますw
あと、作者が最初にキャラクターの軽い設定として考えていたのは…
大樹は『寝取られざまぁ作品の主人公』
楓は『寝取られざまぁされるヒロイン』
葉月は『寝取られざまぁ作品に出てくる新ヒロイン』という感じです。
そして穂乃果はというと『ラブコメハーレム系主人公』というのを軸に書き始めました。
本来ならヒロインはざまぁされて主人公と新ヒロインが結ばれて終わりなところに、ハーレム系主人公をぶちこんだらどうなるのか? 新ヒロインもヒロインと似たような事をしていたら主人公はどう思うんだろうか? というネタを詰め込んだ結果、カオスになってしまいましたw
この物語でいえば、もし大樹が主人公ならヒロインどちらか一人を選んで終わりでしょうが、主人公は穂乃果なのでこういう形のラストになりました。
フィクションですから、こういう話があってもいいんじゃないかな? と思っています。
リアリティを求めていた読者様には申し訳ないです。
作者の他の作品を見ていただければ分かると思いますが『創作活動』ではリアリティ6~7割くらいに、としか考えて書いてないんですよ。
だってリアルはリアルだけで十分じゃないですか? どうせ創作するならリアルじゃ出来ない事を書きたいっていうのが自分の元々書き始めた原動力なんで。
これも作者が勝手に言ってる事なんで、聞き流してくれて大丈夫ですw
とりあえずこんな所ですかね?
また何か書き足りない事があれば近況ノートに追加で書きます。
あと何か質問があれば答えられる範囲で答えたいと思います。
それでは!
妻に不倫されて離婚したシングルファーザーの俺と、大人のお店で出会った彼女と…… を最後までお読みいただき本当にありがとうございました!
次回作は…… 多分エロコメディになりそうな予感がしますw
メンタルを回復しつつ、のんびり書いていきたいと思います!