夜中に目が覚めた、その瞬間まで見ていた夢。
自宅の裏口から、父が訪れた。
手にはスーパーのビニール袋。
その中には梨がぱんぱんに入っていた。
笑いながらそれを差し出した父。
そこで目が覚めた。
父は7年前に亡くなっている。
夢に出てきた父は50代くらいだろうか?
今の私よりもずっと若く、健康で、そして笑顔だった。
たぶん私は寂しいのだろうな。
姉が家を出て、母も施設に入り
今は家に私ひとり。
父が元気だった頃、母と姉もイキイキしていた頃、
たぶんあの頃が懐かしいのだろう。
でも人間の時間は戻せないから
私は今を楽しく生きるしかない
『しかない』ではなくて、楽しく生きるのだ!