自分の中の好きを詰め込んだ小説を書いているからか、或いは考えなしなのか、まるで地雷やボンバーマンの連鎖爆発のような現象に見舞われます。
笑えないけど笑って過ごしていました。元気です。
そんなぼくも恐怖しました。
ところで皆さんは装甲悪鬼村正というゲームをやったことがあるでしょうか?
或いはぼくの小説を読んでる人には、そういうのがお好きな方がいるかもしれません。
ぼくは後輩から勧められて全力で拒否しました。
Twitterを始めてフォロワーから勧められて全力で拒否しました。
俺はエンタメが好きであって辛いのや苦しいのはやめてくれ!と。
あんまり何人からも勧められるのでとりあえず体験版をやってみました。
そのあまりの悲劇に震えました。ぼくは叫びました。
「真改さんに対してあんまりにも救いがないのでは?」――と。
ネットミームで何となく知ってた善悪相殺は、まあ、「いやでも景明さんこなきゃどのみち死んでたから一人で済んでいいのでは?」と流せました。
だが、真改さんの何たる酷いことか。悲しいことか。
変態教師の下僕にされ、せっかくの敵機との戦いでもその正しい性能を活かせずに散っていく真改さん。
ぼくは叫びました。
「変態教師、そこを代われ!」――と。
流体操作という彼の能力……お前はその使い方をなんにもわかっちゃいない。
舐めやがって。
殺すぞ。(もう死んでる)
流体を操作できるならば!
まずはいきなり血流操作でパンプアップ!あらゆるタイミングで初手から最高の運動パフォーマンス!
そして血流操作で対G能力!レッドアウトもブラックアウトも知ったことか!
止めに体液操作!心体の60%は水!つまり、その重心変化による行動誤認も可能であり対玄人向きなのだ!
そう叫びました。
俺に使わせてくれ――最高の使い方をしてやるから、と。
……そんな怨念が込められていたのでしょうか。
書き上げて満足し、投稿し、いざ内容について話していたら――「あれ?これ真改さんの正しい使い方じゃね?」と。
恐ろしいですよね、伏線回収。人生の。
何年越しだよ。
それも同じ真改の名を冠する人物が出てくる作品のオマージュが入った作品で。
……恐怖は鮮度が大事といいますが、寝かせることが時には恐怖をより引き出すようです。
そんな雑記でした。