魔王たちの元である魔物たちについて解説。
アーキ:元正なる神々の一柱。グローリアの元配下であるが、反旗を翻し、罰として魔物に堕ちた。
アスガルテ:アークデーモン。デーモン種の頂点。屈強な肉体と強烈な霊術を駆使する。
ニャルラトゥス:インヴィジブル。ニャル子さんではない。生物の影に潜み、滅多に正体を表さない魔物界の暗殺者。尚、ニャルラトゥスは変態。
リンド:オーバーデッド。吸血鬼。かつては数多の貴族達がいたが、初代吸血王によって淘汰され、歴代の吸血王がオーバーデッドたちの大半を支配している。が、リンドはあまりそういう事には興味が無い様子。
メビウス:ワイトキング。何らかの未練を残して世を去った霊が昇天せずに残留し、死体に乗り移る事で生まれる。基本的に外出を嫌い、決まった住処に引きこもる者が多い。メビウスは世の霊術を全て極めるために世に残ったが、未だ望みは叶っていない。
ヴィシャス:エンシェントドラゴン。かつては四体の王が居たが、暗黒神の気まぐれにより滅ぼされ、残った個体が初代龍王となった。主に高い山の奥に住んでおり、滅多に人前には姿を現さない。ヴィシャスは結構長生きである。
ウーズ:ディメンジョナルスライム。空間霊術を極めたスライムのみが進化できる特殊個体。様々な形態に変化する事ができ、人間にもなれる。しかし、触るとぷよぷよしているためすぐにバレるという難点を持つ。ウーズは努力家であり、かつて見た暗黒神に憧れているらしい。
ジョーカー:アーリマン。種族、性別を問わず、他者の身体に乗り移る事ができる。戦場にアーリマンが現れた場合、乗っ取られた味方と存命の味方の区別がつかず、同士討ちになってしまうケースが多い。ジョーカーは高い演技力を持つ上に乗り移る事を得意としており、かつて勇者パーティーを弄び、皆殺しにしたことがある。
グリモワール:不明。人型ではあるようだ。