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『幽霊花が咲く頃に』について

 『幽霊花が咲く頃に』を読んで頂きありがとうございます。この作品は私が初めて完結させた作品です。作品についてお話させてください。
 この作品のメインテーマは「学校行こうよ、少年。」というキャッチコピーからも分かるように”不登校少年の一夜の冒険”です。そこで誰かから背中を押してもらって、学校に行けるようになるという物語を書きたかったんです!私自身、歩と同じくらいの年齢の頃からずっと学校が苦手で、高校では不登校を経験しました。高校を変えて卒業を目指しているところです。このような経験からこのテーマで作品を書きたかったんです!
 背中を押す存在を幽霊のお姉さんにしたのにもいくつか理由があります。ひとつめは、私自身が自殺をしたいと思ったことがあるからです。中学生の頃から死に関心があって、今でも死にたくなることがたまにあります。それでも、楽しいと思えることや叶えたい夢があってなんとか現世にとどまっています。
 ふたつめは、二人が物理的に干渉できると問題があるからです。出会ったばかりの少年とお姉さんが触れあえてしまうと色々とマズイです。茜さんが幽霊であれば、物理的に干渉できないのも納得できます。歩と同じくらいの年齢の子たちでも読めるように彼女を幽霊にしました。
 みっつめは、2人の共通点をつくるためです。幽霊部員という言葉があるように、所属している場所になかなか顔を出さない人は生きていても幽霊扱いされることがあります。おそらく歩はクラスメイトから幽霊扱いをされているでしょう。そんな彼と”本物の幽霊”である茜さんが交流するのです。
 恋愛要素を含めたのは、少女マンガや恋愛ソングなどを接種して育ったので”恋愛”が好きなのと、私自身がかなり恋愛体質だからです。二人の年齢差があるのは、私の恋愛対象が年上で、同い年や年下に恋愛感情を抱く理由がわからないからです。
 ちなみに、お話を6つに分けたのは幽霊花の花びらが6枚だからです。
 最後に、『幽霊花が咲く頃に』以外にも現在、『友情か成仏か』という作品を連載しています。テーマや設定が幽霊花に似ているので、幽霊花が面白いと思ったら読んでほしいです!毎日17時に更新しているので!ぜひ!

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