於田縫紀

　拾遺録のリディナ編、やっと３分の１まで書けましたので、13日の月曜日朝５時から、１週間間隔で公開することにしました。
　ただ内容は『ひっそり静かに生きていきたい』らしくないかもしれません。魔物は出ないし、基本的には会話と思考だけで延々と続く感じですから。後半で派手な戦いを用意するつもりではありますけれど。
　と、いう事で、とりあえず出来たストックと公開日時です。なおタイトルは変わる可能性がありますし、公開日時は早まる事があります。念のため。
　またエミリアとは、リディナのかつての学友だったミリィの事です。

ひっそり静かに生きていきたい　～拾遺録～　おまけ　帰りたい場所
公開予定日時　　　タイトル
5/13（月）A5:00　１　カレンさんからの依頼（フミノ視点）
5/20（月）A5:00　２　十年越し以上の再会と教育の現状１（エミリア視点）
5/27（月）A5:00　３　教育の現状２と明日からの本会合について（エミリア視点）
6/03（月）A5:00　４　明日からの本会合とその裏で考えられている事態について（エミリア視点）
6/10（月）A5:00　５　本会合・傍聴席での勘違い（ラツィオ新報・エミル記者視点）

5/8追記
　この前の『仕入れ旅行の帰りに』が17話で、更に前の『イリアちゃんの寄り道？』が16話だったので、きっと今回もそれくらいになるのではないか。そう思って『3分の1』と書きました。初期プロットは4話分だったのですけれど……

　なお仰る通り『全ては神の……』と教会名が同じです。そしてスリワラ領やフミノ達の学校の後の姿、更にはヴィラル司祭がいた開拓地が『全ては神の……』の物語へと繋がります。全く同じ世界の後の世界、というわけではない（近しいけれど平行世界）ので、そこそこ違う点もありますけれど。

　ついでに言うと、これらの神は『ひっそり静かに……』本編第225話で神様の台詞の『私の代行となる存在を世界の中に作ってみた』と言った、神の代行存在です。『ひっそり静かに……』の時点ではまだ神としての意識や思考はないですが、『全ては神の……』の時点ではそれなりに目的意識や思考力がある存在になっています。そういう意味でも、平行だけど近い、少し後の世界だったりします。

　以上、書き手の勝手な設定でした。