「だいじょうぶだって。俺はこう見えて、“化け物運び屋”なんだぜ」
「化ケ物運ビ屋?」
「変異体は人間から隠れて暮らしているだろ。だから、他の友人に物を渡したくても渡せにいけないことだってある。そんなやつから荷物を預かり、それを届ける相手に届ける。それが化け物運び屋だ。俺はまだ新入りみたいなもんだが、いくつか変異体の巣に入ったこともあるぜ」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054993078422/episodes/1177354055005009870こんにちは、オロボ46です。
今回は、化け物運び屋の少年のエピソードです。
彼のエピソードは、長距離に渡る展開が多いことと、4人旅という賑やかな旅が特徴です!
そんな彼と仲間との出会いを、お楽しみください!
変異体と呼ばれる化け物が存在する世界。
その世界を、学生風の少年はバイクを走らせていた。
彼は化け物運び屋である。
人間の目に付かないところで暮らしている、変異体から預かった荷物を運んでいるのだ。
少年はある日、老人から1冊の本を渡される。
それは、本の姿をした変異体だった。
少年は依頼通りに、本の変異体を目的の場所まで運ぶのだが……
ぜひ見てくださいね!