過去組ぎすぎすしてる…やだ……
ヘイゼルという子を書くのはとても難しいですが、それ以上に書いてて難しいのがアスモです。あくまでも過去編はレプリタ視点なので、他の三人の少年たちの真意はレプリタには伝わっていないし、レプリタの色眼鏡で見た物語になっている。だから私の中には、この子はこういう子で、こういうバックボーンがあって、こういうことを考えている。この時もこうだった、とちゃんとそういう確固としたものがあるのですが、それをうまく伝えられているかわからずもどかしい。
ただ、今回の話はそれぞれうまく盛り込めたかなと思っています。
最近あまり長い文字数を書けなくなっていることに気付きました。初期のころは一万文字とか平気でポンポン書いていたのにおかしいですね…不安になります。
過去編ももっと長くかかるかなあと思っていたのですがこのペースだとあと3~4話で終われるかもしれません。といってもいつも予定通りにはいかないので自分のペースでがんばります。こうしてのんびり連載していると次々新しい物語のネタが増えていくのでとても……時間が……足りないです………。
ツイッターのフォロワーさんや別所でのレビューからとても嬉しいお言葉をいただいたのですが、それが「本来なら理解しえないその登場人物の考え方に共感することがなぜかできる」というものでした。とても嬉しかったです。あくまで私という個人が書いている物語たちなので、どうしても私の思考の癖や私の人生観が出てしまうと思います。それでも私はできるだけいろんな子たちを描きたいし、できれば誰も描いたことのないような人物像を描きたい。それに共感や理解をしていただけるように表現が少しでもできているのなら本望です。
まだまだ未熟ですが、これからもがんばります。