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『市長の恋』、非公開にする予定です。

作中、不正確な記述があるのに気付いたため、現在読んでいる方が終了次第、いったん非公開とする予定です。

3件のコメント

  • こちらでは「おはようございます」なのですが、そちらではどうなのでしょう。(笑)
    第5回講評会、選ばれてしまったのですよ……エヘヘヘ。
    申し込んだ人もいっぱいだろうから、無理だろうなんて思ってたら、まさか…まさかでした。

    わたしの文章力が満点っていうのは、ありゃ高評価しすぎですよ。わたしとしては、まだまだ理想形ではないのでよね。
    第4回までに講評されている作品のなかに、わたしが読んだ作品が数作あるのですが、それと比べてみると、動作や表情などを細々と描写したほうが高評価だったみたいです。
    「この人が、この得点?」なんていうのも、何作かありましたから。

    自分のも見れたし、次は『市長の恋』の講評が見てみたいです。(笑)
    特別賞に選ばれた作品が、わたしの思った事と何処まで違うかが今の興味なのですが、それは無理っぽいかな。(笑笑)

    そう言えば異世界ファンタジーで特別賞に選ばれた、猶さんは12月5日に発売日が決まったと連絡頂きましたが、オレンジさんもそろそろではないですか?
    決まりましたら、是非お知らせください。買いに走らなければ!
  • 帆乃風さん、コメントありがとうございます。伺いますねー。
  •  ちょっと、話が話なので深い所で失礼いたします。

    『伊坂先生の結婚』はオレンジ11様が私の近況に書かれた、ちょっとしたあらすじで読もうと決めました。未熟児や障がいと言った内容をどこまで突っ込んで書かれているのか気になったのです。

     まず、物語の題材は申し分ありません。この物語に追随するキャラクターもとてもよく生きていると思います。
     オレンジ11様は物語を書くに当たって、本当に色々な事を調べて書かれているのだなぁと感心します。そこで気になるのがキャラクターの感情の描写です。
     こういった話ですから、もっと突っ込んだ描写にしてもいいのではないかなぁと思うのです。
     キャラクターがもっと我を持って、そのキャラクターを描くオレンジ11様の我を押しつけるくらいでもいいのです。
     これは、オレンジ11様の作品なのですから。
     感情の描写が浅いと、重い話もさらっと流れていってしまいます。
    『伊坂先生の結婚』は伊坂先生と篠田理世の、二人の心の動きと変化が中心になる物語だと思います。
     読み手が『賛同できる』であれ『賛同できない』であれ、そのような事は問題ではないのです。

     篠田理世の、半ば子供じみた当てつけから、生まれた子供への拒否、そして伊坂先生との結婚を経て、子供の大切さを学んでいく。
     その状況はつかめます。そこの感情の動きが少ないのではないでしょうか?
     伊坂先生の子供時代の感情から、今の伊坂先生は子供なんていらないと考えた訳なのに、その辺の心の動きをもっと表現して欲しい気がしました。
     伊坂先生も篠田理世も、この物語の最初の方ではかなり腹が立つ存在です。それをもっともっと嫌われ者にする勇気が必要じゃないかなぁと思いました。
     篠田理世は子供の命を当てつけに使っていますよね。伊坂先生だって「生まれてきたものはしょうがない」なんて言っています。
     このようなマイナスイメージを、キャラクターの感情で膨らませる事によって、物語ラストへの変化のふり幅が大きくなると思います。

    『障がい(2006年ごろから害の字をひらがなにする表記になっています。これは害の字にマイナスイメージがあるためです)』は病気ではありません。完治するとかそういうものでもありません。
     私の娘は知的に障害を持っています。
     生まれてすぐに病院の先生に呼ばれた時は、目の前が真っ暗になったのを覚えています。これは子供が障がいを持って生まれてきたからではありません。
     私は最悪の事態を想定して、それよりも良かったと安心するタイプの人間です。先生に呼び出された時の最悪の事態は何でしょう? そうです、死です。
     私は会社からバイクを飛ばして病院へ駆けつけました。どこの道をどう走ってきたのかも覚えていませんでした。
     そして、髄膜炎の疑いがあるからと説明を受け、障害が残るかもしれないと言われました。その時の私は『よかった』と思ったんです。
     死んでしまう訳ではないですから。人より苦労するかもしれないけど、絶対に不幸なんかではないから、と。
     その辺りを受け入れられない親は、世の中に沢山います。
    「障がい者に生んでしまってゴメンね」とか「いつかみんなに追いつくから」とか、わかっていない親が山のようにいるんですね。
     伊坂先生が言ったように、障害は誰かのせいではありません。(あくまで普通の妊婦の生活をしていた場合いですけど)
     そして検診で「障がいの疑いがある」と告げられると、口を揃えて言うんです。
    「私の子供を障がい者扱いしないで」と。まるで『害』でもあるように。障がい者=犯罪者とでも言いたそうに。
     オレンジ11様は海外で生活されていたんですよね。
     こういった考え方は、日本は今でも非常に遅れていると思います。

     結婚はもちろん、出産や育児だって不安はあるでしょう。そういった不安がより深く書かれていてもいい作品なのではないかなぁと思います。
     派手な作品が目につく昨今、このような物語を書かれたオレンジ11様に頭が下がります。
     これからもまた、他の作品を読ませて頂きますね。
     長々と、失礼いたしました。
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