失われた相場譚、投稿完了しました。
最後までお読み頂きました読者の方に、最大限の感謝を申し上げます。
ちょっと分かりにくい話だったかもしれません。
元々は、とある株コミュニティでの、仲間内でのネタ用として書いたものでした。
買い方視点の話(看守の憂鬱)が簡単で短いのに、売り方視点の話は複雑で莫大に長いものになっているというところで苦笑してもらうのがそもそもの目的でしたので、元の状態からして長文になっておりました。
そして、一般の小説投稿サイトに投稿するにあたり、読者の方を退屈させないようにする必要が出てきたため、色々と取材や調査を行い、車やバイオリンなどネタの追加や、ストーリーの起伏を大きくするなどの改変を行いました。もうほとんど別の作品と言っていいほどに。
ですが、逆にそれが分かりにくさに繋がってしまったかもしれません。
『買いは家まで、売りは命まで』と昔はよく言われたものですが、ネット証券全盛の昨今ではもはや死語ですかねえ。
また、続編(ネタ過剰な上にオチが破綻しているためにかなりの書き直しが必要な状態)の転載に関しましては、もう少し先になるかと思います。
もしよろしければ、お待ち頂けますと幸甚に存じます。