この前の大雨の日、靴下がぐしょ濡れになりながら考えてたんですけども、人間は傘をフルパワーで使えていないんじゃないかとなったんですよ。
傘の柄って中央に付いているわけで、それを握ると左右どちらかに傘の面積が偏ってしまうわけです。
左右どちらかの手で持って、顔の前に柄が来るようにすれば良いのかとも考えましたが、そうした場合は前後に面積の偏りが出てくるわけです。
フルパワーの傘を使いたい。しかしどうしてこんな欠陥とも言える傘が普及したのかが疑問に浮かびます。そこで考えてみると、実は傘というのは二人で一つの傘として使う物だったのではないかという仮説により、頭の上の電球が光ったわけです。
つまり相合傘を前提として作られたものが傘なのです。
本来の傘は面積が今の傘よりも一回り大きく、二人のうちどちらか片方が柄を持つことで、前後左右に面積の偏りが出ないよう使う事を想定されていた物なのです。
しかし、昨今の少子高齢化や晩婚化などの社会事情によるリア充の減少や、同性同士、特に男性同士での相合傘に対するジェンダー的偏見により、相合傘を前提とした傘という概念が崩れ去り、一人用として、形状を変えず、サイズを縮小した今現在の傘が普及したわけです。
ここでフルパワーの傘を使いたいという話に戻ります。今日の都市部において、道は広く、人が並んで歩けるかと言われれば疑問符が浮かびます。
相合傘を前提とした大きな傘は、邪魔になってしまうでしょう。そのため、原点回帰によるフルパワーを目指したとしても社会に受け入れられず、普及することは無いと考えられます。
そこで、現代に合った形状にする事で大雨から身を守るフルパワー傘を目指す事が一番の近道なのだと考えました。
という事で、現在の傘の形状から改善点を見出していこうと思います。
まずは柄の位置から考えていきます。
柄が傘の中心にある事と、人間の手が左右に付いている事から面積の偏りが生まれています。人間の腕の位置は簡単には変えられません。そのため、柄の位置を左右どちらかに寄せることで、面積の偏りを減少させます。
次に傘の形状です。
先ほど柄の位置を変える事を挙げましたが、それでは現在の傘の形状として、折り畳む、広がると言った動作が不完全になってしまいます。
そこで現在の円状の物から、楕円状の物に形状を変化させることで、折り畳み動作に対してアプローチしつつ、左右に対する面積の偏りを防止する事が可能となります。
これらの点から、現代の傘として、最も有効的に使えるフルパワー傘は楕円状の傘だという結論に至りました。
疑問点として、楕円状では折り畳んだ際に骨の長さによるアンバランスさがどう影響するのかという点と、生産コストの不透明さが挙げられます。
これらの点を考察していく事が、以降のフルパワー傘研究に繋がっていくと考えられます。
※根拠も何もないりょの妄言です。本気にしないでください。
という事で今週は闇医者更新あります!(多分)
対エーテル戦も佳境に差し掛かり、新たなスキルによって片腕を飛ばされたヨルはどうエーテルを攻略するのか…
そして決戦が始まってから姿の見えないピノーは一体どこで何をしているのか…
加速するエーテル戦、勝敗は如何に!?
せーの、レッツ闇医者!!