すでに予告を出しており、またエッセイの方でも同じ予告をしているのですが、もっと幅広く告知したいので改めてこの近況ノートにて予告と告知をしたいと思います。
それは自主企画『集団提案企画(二千文字以内の文章限定)』の予告です。(実際の自主企画開催は今月末を予定しています)
何故予告をするのか? ストレートに自主企画を開催すれば良いではないか。普通はそう考えると思いますので、その理由を説明いたします。
今回の企画は集団提案ということで、カクヨムユーザの数の力をカクヨム運営とKADKAWA にぶつけようというものです。
その為、参加者が多ければ多いほどそのパワーを発揮できると考えました。
予告をすることで約一週間の準備期間を持つことができるので、カクヨムユーザが参加しやすくなり、その結果多数の参加が望めると考えたのです。
では、企画内容を説明いたします。
【参加条件】
1、ジャンル不問。小説の他、童話や詩でも可。
2、二千文字以内の文章であること。
3、二千文字以内の文章であっても、ただ単なる文字の羅列は不可。読者に対して何らかの感銘を与える作品であること。それは感動でも面白さでも楽しさでも泣けるでも考えさせられるでも可。
あなたの自慢の二千文字以内の文章をひっさげて、是非参加して下さい。もし手持ちにそんな作品を都合よく持ち合わせてはいないという方は、まだ一週間ありますので是非この機会に創作してみてはいかがでしょうか。
【企画主旨】
1、従来通りみんなで読みあって、良いと思ったら評価しましょうというものです。二千文字以内に限定していますので、多数の作品を読むことが可能です。
2、こちらが本命です。カクヨムユーザからカクヨム運営及びKADKAWA に対して集団で提案をしようというものです。
【提案の内容】
カクヨムの中には秀逸な掌編が沢山あります。しかし掌編はWeb 内では評価されてもそこまでです。長編ならコンテストに応募して大賞を獲得すれば、本として出版される可能性があるのに。
そんなカクヨム内に埋もれた掌編の秀作をなんとか救済したいというのが、今回の企画意図です。
今まで長編ではなくとも『短編集』なら、本として出版されることもあまり多くはないといいながらも可能性としてはあったことでしょう。
しかし二千文字以内の掌編を含む文章を集めた本の出版は、あまり例を見ないのではないでしょうか。
そこでカクヨム運営とKADKAWA に対して、カクヨムユーザが団結することで、二千文字以内の文章を集めた本を出版することを『集団提案』しようという試みです。
一冊の本のボリュームが約十万文字と仮定した場合、二千文字以内の作品なら最低でも五十作品以上が必要です。
二千文字を大幅に下回る作品が多ければ百作品近く必要になるかも知れません。
もし、この企画が実現するならば、少なくとも五十人近いプロ作家が誕生する可能性があるのです。(あくまでも自分の作品が本として出版されたことがある人をプロと既定した場合)
この提案はカクヨム運営にもKADKAWA にも大きなメリットがあると思います。
今までにない画期的な企画であることが宣伝効果になるはずです。そしてカクヨムの中でも他のサイトにはない新たな可能性に沸き上がるのではないでしょうか。
なによりもカクヨムの中からプロ作家が一挙に五十人も誕生することは、とても喜ばしいことだと思います。
読者も二千文字以内の文章であれば、電車の一駅あるいは二駅の間に楽しく読めてしまうというメリットがあります。
この企画はたとえ失敗したとしても誰も損はしません。現状と変わらないだけです。しかし万が一成功したならば……。
尚、これはあくまでも提案であり、必ずしも実現するという類いのものでないことを予めおことわり申し上げます。投げたボールを相手がキャッチしてくれるとは限りません。
それを踏まえた上で、沢山のカクヨムユーザが私と一緒にチャレンジされることを期待しています。