掲載してる詩の解説というか独り言です。
なぜこの言葉を引っ張ってきたのかとか、作者の意図とか解釈みたいなのをまとめておきます。
イグヌーサ
……イグヌーサってのは何だか本人も思い出せないです
ロッシーニの化石
……動物の謝肉祭の『化石』にロッシーニの「セビリアの理髪師」をオマージュしたメロディが出てきます。
バアルの嵐
……嵐と慈雨の神。雷電将軍です。
ソレントに送り返してあげるから
……ナポリ民謡「帰れソレントへ」から。
レイラサイーダ
……アラビア語で「おやすみなさい」という意味です。
ワウワウミュートの水族館
……これも動物の謝肉祭から。『水族館』を演奏する時にトランペットはワウワウミュートを使います。ワウワウミュートが1番分かりやすいのは吉本新喜劇のテーマを演奏する時で、あんな感じの音になります。
アルペジオ
…… 和音を構成する音を一音ずつ低いものから(または、高いものから)順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法のこと。
ラー
……太陽神
あの川
……ナイル川のことです。エジプト神話ではオシリスのバラバラになった死体が放流されたことから。イシスが死体を拾い集めていた時、その内心は憎悪に満ち溢れていたのではないでしょうか。
夜明けのフラミンゴは白鳥になる
……動物の謝肉祭『終曲』から。ディズニーのファンタジアではフラミンゴが飛び立つシーンが描かれています。
今年の始め頃に載せた詩だと思うのですが、自分でも何の因果でこの言葉が出てきたのかよく分からない部分があって困惑しました。流石に「この言葉はなんかそれっぽいからチョイスした」と言うのも憚られますし、自己満足ですのでこんなもんでいいと思ってます。この詩は自分の中では原神のナヒーダがモデルになってます。モデルというか書いてる時にずっと頭に彼女がちらついてました。