• 異世界ファンタジー

NTR王子116話公開しました

いつもお読みいただき、応援、評価、ブックマークありがとうございます。新学年が始まりました。
実は冒頭4回書き直しているんですが、なんとか及第点が書けたかと思っています。
お楽しみいただければ幸いです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330661194033652/episodes/16818093079081664821


下は没シーン、リアム入学式で会長挨拶をする、です。普段は何かに使えないかと思って出さずに取っておくんですが、多分使わないので。似たようなシーンを見たら使ったなぁって思ってください。
これからもよろしくお願いします。

「入学おめでとう。この佳き日に新たな仲間を迎えることができたこと、嬉しく思っている。今年度より学園の在り方が変わり、戸惑う者も多いと思うが、僕はこの変化が悪いものだとは思わない。国王陛下は身分の上下なく、この広い連合王国の各地域から集まった生徒達が交流し地域柄を相互理解し、卒業後も連合各旧国での枠に囚われずに共に手を取り合って、国の発展に寄与してほしいとおっしゃられていた」

壇上から新入生に向かってそう声をかけると、リアムは彼ら一人一人を確認するようなつもりで視線を流し笑みを浮かべ、言葉を繋ぐ。

「本日、陛下は多忙のためお越しいただけないが、その事を心に留め、交流し、勉学や武術は互いに切磋琢磨して三年間で何かを得て卒業してほしい。挨拶は以上だ。ここからは先生方の紹介に移りたいと思う」

すべてエリアスから伝授された方法で、身についたとも思えないが、昔の壇上に登るだけで胃を痛めていた自分はもういない。
教師陣に敬意を払うのを示すために礼を取り、校長に場所を譲って生徒会長の席へと戻った。
新しく変わった校長がすれ違う際にリアムに礼とも頷きとも取れる動作を返し、壇上に立ってから教師を紹介した。

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