君がいるから呼吸ができり最新話を更新しましたが、その後加筆修正しています。
74 空君とバスケットボール
https://kakuyomu.jp/works/16816452219719674555/episodes/1681692785986306558875 空君のバスケットボール
https://kakuyomu.jp/works/16816452219719674555/episodes/16816927860072108585すでにお読みいただいている皆さんは申し訳ありません。
実はEP75ですが、一度、空君の視点で書いて(EP74の続きとして)いたのですが、どうもしっくりこなくて。この時点で1300字。まぁ、まだ傷は浅い。5000字書いて、書き直したこともあるので。
湊の視点で書いてよかったなぁと思う反面。湊の思いで溢れて感情が錯綜しすぎて。あと、バスケットボールのゲームルールの一つ、1on1(ワンオンワン)についての説明不足もあったりで。そこらへんのイメージを喚起できていなかったなぁと思い、修正に至りました。
ただし、本筋は変わっていません。
誤解無いように言っておくと、書き手にとって書き直しは当たり前と言うか、向き合うべき作業です。
読み手さんのコメントをきっかけに行うこともありますが、先の展開の中で修正することもあって。実はこれまでも最新話に合わせて、こっそり言い回しを修正したエピソードもあります。例えば、呼び方だったり。行動、素振りだったり。
だから、読み手様が真剣に読んでくれて、後字報告だったり、作品のなかの違和感だったりを伝えていただけることは、本当にありがたい。
むしろ、ありがとうございます。なんです。
以下、修正点。未読の方はネタバレを含むかもしれないので、ブラバでよろしくお願いします。(そんなネタバレにはならないと思います)
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EP74
●1
「なぁ、空。待っていても仕方が無いからさ、1on1しようぜ」
※このセリフの後に公園のバスケットボールゴールや1on1の説明を追記。
公園に一本だけ立てられてたバスケットゴールを見やりながら、彩翔は笑む。子ども達の猛攻に耐えてきたゴールだ。ボロボロになりながら、まだまだ現役だった。
1on1はハーフコートで、攻撃側オフェンスと守備側ディフェンスに分かれてせめぎ合う。俺たちは11点先取で勝敗を決めていた。ディフェンスが止めれば、攻守交代である。オフェンスが点をとれば、交代なくそのままゲームは進む。この公園の設備と広さじゃ、そもそも1on1ぐらいしかできなかった。
EP75
●2
「私たちの幼なじみをバカにするな」
「俺たちの幼なじみをバカにすんな」
※このセリフの後、下記の表現を追記。
不要なことまで思い出してしまう。
記憶が撹拌されて、混濁して。沈殿した先に、眠っている感情はずっとソコにあって。
あの日、あの時――。
思い返すだけで、体が冷たくなる。
耳の奥底で、今も雨音が鳴り止まない。
●3
去年と今の時系列を交互に書いていたので、タイムスタンプを2箇所追記。
●4
翼のラスト、モノローグに下記の文章を追加。
――思い出ってさ。失くしちゃったら、もう思い返すこともできないからね?
●5
報告をいただいた誤字、読み直しての言葉回しを修正。
手前味噌ながら、ちょっと読みやすくなった気がします。
すでにお読みいただいている方には申し訳ありませんが、作者的にはブラッシュアップできて良かったので、ご報告とさせていただきます。
皆さん、本当に。いつもありがとうございます!