https://kakuyomu.jp/works/16816927862758279648/episodes/16817139557747466582↑から読めます、お時間ありましたらどうぞ。
夜に書く文章は昼に書く文章とは全く異質の物だと考えます。山内志朗の『過去と和解するための哲学』の「夜の倫理学」の章でもそんなことを聞いたし、村上春樹の『ノルウェイの森』でもレイコが「夜になると…」的なことを言っているセリフがありました。『深夜の』と銘打ったものに参加している以上、深夜に書かれたことに意味のある文章を書きたいと思うのは当然のことでしょう。夜らしい文章は、それでも創作である以上、単なる独白に終始してはいけないはずで、でも22時から24時までのぼんやりした脳みそでは、そういう「いけないはず」を考えることすら苦しいんですよね。そういう脳みそで書かれたものは、広義にはどんなものであれ、夜らしい文章になるのかもしれないですね。