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十二作目について

猛暑の盛りは過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は執筆ペースが戻っておりません。
あれもこれもでどれから手をつけてよいか、創作意欲が渋滞を起こしている状態です。
書きかけのものが溜まっていて、どれから片づけようか困っています。

十二作目はノルダン王国滅亡記の関連作です。
ヤマもオチもイミもない、真の意味でのヤオイです。
一応は物語風にした設定の開示になるんでしょうか?
異世界残酷物語とタイトルにありますが、これは元はノルダン王国滅亡記と、もう一つ異世界を舞台にした作品があって、三つ合わせて異世界残酷物語三部作でした。
三部作というには短いので、実質は2.5部作ぐらいですが……。
本来は単独で読めるような作品になっているのが好ましいと思うので、そういう意味ではあまりデキがよくないというか、読者に優しくない、悪い作品だなあと思っています。

作品のテーマは「不完全な世界」です。
異世界に召喚される人間の役割とでも言いますか、とてつもなく不都合な世界に生け贄として召喚される人間の末路ですね。
まだ書き上げてはいませんが、三部作の三作目と深い関連があります。

この世界では貴種という「特別な命の形」がありますが、それらの冠する名は具体的な方が古く、概念的な方が新しくなっています。
例えば、「知」や「力」は大きな概念で、その方が古い存在ではないかと思われるでしょうが、実存という観点から言えば逆です。
作中の名もなき世界では、まず存在ありきで、大きな概念は後から誕生するものなのです。
実在の物や現象を指す名称が先にあり、後から概念がついてくるのです。
「わたし」があり、「あなた」があって、「人」がいるという感じに。
まあ……思いつきですので、深く考えずに、何となくそんなものだということで流してください。

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