こんにちは。瀬名那奈世です。
本日1月26日の更新分をもちまして、昨年から連載を続けていた『きみとつきをみていた』が完結しました。一年間応援していただき、ありがとうございました!
『きみとつきをみていた』は私にとってとても思い入れの深い作品でして、バレンタインあたりのエピソードなどは、実は約十年前、高校生の頃に書いた文章が一部そのまま残っていたりもします。
当時は最後まで書くだけの技量がなく、書きかけで放置しつつも、堅羽と充は私の心の中にずっと引っかかり続けていた存在でした。その後文フリに初めて参加した際に『月の沙漠』というタイトルで一度完結させ、それを更に、公募用に大幅に加筆修正したものが、今回連載していた『きみとつきをみていた』になります。
今でこそBLをたくさん書いていて、「BL」というジャンルの枠内で面白い作品を書こうと模索している私ですが、創作活動の出発点は「カテゴライズできない気持ちを抱えた男の子を書きたい」でした。
もしかしたら、『きみとつきをみていた』の二人は、すごくすごくBL的な関係に見えるかもしれませんが、それでもこれを「ブロマンス」と称しているのは、そのあたりに理由があったりします(公募サークル内で感想をいただいた時、けっこうな方から「二人は恋愛関係だ」というご意見をいただき、自分の力不足と客観性を意識することの大切さをしみじみと感じました。そういう意味でも、今作は私にとって大切な作品になります)。
世間の常識やラベリングに頼らずになにかをありのままに見つめることは、すごく孤独で大変な作業だと思います。しかしだからこそ、そこには確かな愛があるんじゃないかな、と思います。
そんな寂しくも温かな愛情を、読んだ人に感じ取ってもらえるような物語になっていたらいいな、と思っております。
今後については、2月、3月とお休みをいただきまして、4月からは『兎春国の視察官』の続きを連載予定です。こちらは中華風のブロマンスファンタジーでして、『きみとつきをみていた』とはまた雰囲気の違う、エンタメ感の強い作品です(のはずです…!笑)
第一部は投稿済みですので、気になった方は作品一覧からぜひ覗いてみてください。
それとは別に、今年は『きみとつきをみていた』の続編を不定期でちょこちょこ書ければいいなあ……なんて思ってます。でもこちらは恐らく、公募との兼ね合い次第になるかな、と。
ただ、実はバサっと削った十年後のエピソードがあるので、そちらは何かしらのタイミングでさくっと公開するかもしれません。楽しみにしていてくださいね!
なんだか、いつもより長くなってしまいました笑 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ご縁がありましたら、引き続きよろしくお願いします。