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Note I

どうも。
早速ですが、デリエールは仮タイトルです。
どうやっても何も思いつかなかった……

そして、この話のコンセプトは極力説明しない物語(本当か?
異世界舞台だとどうしても「ぼくのかんがえたさいきょーの世界観」みたいなものが溢れてきて、いちいちその説明を文中に盛り込まねばならなくて、テンポが悪くなるというか、それを巧妙に物語の中に落とし込むための技量が足りないことが露呈する悲劇が起こっていることがしばしばあると思っている。
もちろん自分もその中に含まれるわけで。

設定があることは悪くないというより、なかったら異世界にした意味がないとも言えるので必要な要素ではあるが、初っ端から専門用語と専門概念、特殊知識を必須とする語り口では、混乱しか招かない。
とはいえ、話を進める上でいちいち注釈的なものが挟まれると肝心のストーリーが頭に入らない。
翻って、説明なしでは呪文のような言葉の羅列にもなり得る。
そのバランスを取るのが難しいよねという話。

なので、専門用語はできるだけ小出しに、その場ではさらっと流すことも厭わず、何度か出て来るうちにぽろっと補足情報が足される形でいこうかな、というシステム。
加えて、あらゆるものを曖昧に大味で想像させる余白を多めに、というある種の手抜き形式でどうだろうかという実験。
詳しく補足しなくても、なんとなくこういう感じだろう、で支障なく補完して先に進めるならそれもありでは?作戦。
推理系、ミステリー系なら完璧に納得の行く説明と必然性などがいるけれど、もともと作り手側が好きにいじれる設定であるなら、ふわっとした設定でも通るでしょう。通るよね、通してください!

以上のような大枠ファジー進行で書き連ねてみようという物語なのです。

本当は時系列もバラバラに、後からなんとなくつながってくるという構成をやりたかったけれど、そんな緻密な組み立てをする力量は皆無なのであきらめた。絶対無理だ。ぽいのぽいだ。
残ったのは複数視点のみ。本当は誰の視点かもあまり記述せずに行こうとしたけれど、綺麗にかき分けできるはずもなく、さらっと名前入ってる始末。
身の程にあったものを書けということですね。

そんな感じで、どこかの誰かに気に入ってもらえることを願って、しばらく不定期にモチベが続く限り書いてみようと思う次第であります。

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